「Xperia XZ」が登場してすっかりフラッグシップの名を奪われてしまった感のある「Xperia X Performance」ですが、スペックは「Xperia XZ」とほぼ同じだし、5型液晶のコンパクトなハイパフォーマンスモデルとも言えます。
Xperiaシリーズは毎回毎回サイズや形状が変わるので、ケースが流用できないのが玉にキズですが、今回はトリニティの「Xperia X Performance」用フリップケースを2つご紹介いたします。
まずは「Simplism Xperia X Performance [FlipNote Aqua](耐水フリップノートケース)」です。
シンプルなデザインのフリップケースで、ケースに「Xperia X Performance」を装着した状態で電源ボタンや音量、カメラボタン、ヘッドフォン端子、microUSB端子すべてにダイレクトにアクセスできるため、操作感が落ちません。また、ケース内部のプラスチックフレームにパコっとはめ込むタイプでかなりガッシリ固定されるので、フリップを開いた際に不意に外れてしまうことはありません。
このケースの特徴としては、耐水素材ターポリンの圧着加工で金属は使っておらず、水に濡れてもオーケー。スタンド機能もあるので、おフロで動画を観たり音楽を聴いたりといったスタイルで運用できるのが便利です。
ケースの背面側にはカメラの穴が開いており、「Xperia X Performance」を入れたままフリップを開いて、そのまま静止画や動画が撮影できます。通話や操作の際は、フリップを裏に折り返して使うこともできます。
フリップの上の部分には「Xperia X Performance」のスピーカー位置に合わせて穴が開いているので、フタを閉じたままでも通話できます。フリップを開けたまま電話するのは見た目的にカッコ悪い、指で触ったディスプレーに顔を付けるには抵抗があるという場合にも便利です。
フタの内側にはカードホルダーを備えており、手持ちのカードを収納できます。このケースにはマグネットを使っていないので磁気カードを入れることもでき、電波やアプリの電子コンパス動作への影響も皆無です。ポケットにパンチング穴が開いているのは、水に濡れた場合に水が貯まらないようにするためです。
そして、「Xperia X Performance」から無くなってとても困っていたストラップホール。手を滑らせて端末を落としてしまうかもとヒヤヒヤしていたのですが、ケースにストラップホールがあるので、すいぶん安心感が増します。
もうひとつの製品は「Simplism [FlipNote] Flip Note Case for Xperia X Performance(フリップノートケース)」です。同じフリップケースながら、「Xperia X Performance」をブックカバーのようにやさしく包み込むタイプです。
サイド面にマグネットを採用しており、フタを開かないように固定できるのが特徴です。しかも、ボタンでとめるタイプに比べ開け閉めがとてもシンプル。
便利なのが、フリップを閉じるとスリープ、フリップを開ければ復帰といった具合に「Xperia X Performance」とフリップが連動しており、ボタンを押さなくても開いてすぐに操作といった使い方ができます。このケース自体の素材はPU(ポリウレタン)生地なのですが、驚くほど触り心地が良いです。
表面には自然なシボ加工、柔らかさとしっとりした触感と質感は高く、擦れやキズに対してもある程度の強度があるので、気兼ねなく使えます。
こちらのフリップケースにもスピーカー穴が開けられているので、フタを閉じたまま通話をしたり、折り返して「Xperia X Performance」の動画試聴などに便利なスタンド機能もあります。
フタの内側には、カードホルダーが2つあります。XperiaシリーズにはすっかりNFC/おサイフケータイ機能が備わったとはいえまだまだ非接触型のカードの出番も多く、ここに収納しておけばカード入れを持つ必要もなくコレひとつでまかなえます。
そして、こちらのケースにもストラップホールがついています。自分で好みのストラップを用意しても良いのですが、最初からケースの生地に合わせたハンドストラップが付属しているので、見た目もコーティネートできるのでとてもありがたかったりします。一般的なストラップよりもループが大きく(ループ内寸120mm)、手首を通したままでも操作しやすいので「Xperia X Performance」を落下から守ってくれます。
さて、最後にオマケというかこうしたアクセサリーのパッケージはだいたいお店で飾られるモノでしかないのですが、トリニティ製品のパッケージの上に付いているフックは、なんとイヤホンケーブルをまとめるケーブルマネージメントとして利用できるようになっています。
使い方はカンタンで、ケーブルをくるくると巻きつけて、端にあるくぼみにひっかけてとめるだけ。ケーブルの長さを好みの長さに調節したり、イヤホンを使ってない時にコンパクトにまとめておくといったことができます。いつもは捨ててしまいそうなパーツがうまく再利用できるあたりがニクイ演出ですね!
■Amazon.co.jpで購入
この連載の記事
-
第170回
デジタル
入門用に最適なロボット掃除機「Eufy RoboVac 30C」:Xperia周辺機器 -
第169回
デジタル
非常用電源としても使える大容量5万7600mAhバッテリー:Xperia周辺機器 -
第168回
デジタル
Xperiaを優しく守るおしゃれなDeffのレザーケース:Xperia周辺機器 -
第167回
デジタル
光と音を奏でるワイヤレススピーカー「LSPX-S2」:Xperia周辺機器 -
第166回
デジタル
夏の海にスマホを持っていくなら防水ケースが必須:Xperia周辺機器 -
第165回
デジタル
ハイエンドの有線ヘッドフォンで立体音響を楽しむ:Xperia周辺機器 -
第164回
デジタル
Xperia 1ユーザーに強くオススメしたいソニー純正ケース:Xperia周辺機器 -
第163回
デジタル
aptX HDとBluetooth 5.0対応のお値打ちイヤフォン「TT-BH072」:Xperia周辺機器 -
第162回
デジタル
USB-HDMI出力が復活した「Xperia 1」で使いたい7in1ハブ:Xperia周辺機器 -
第161回
デジタル
早く使えばよかったと感じたスマホ連携電動歯ブラシ:Xperia周辺機器 -
第160回
デジタル
手軽に空撮の醍醐味が味わえる超小型ドローン「Tello」:Xperia周辺機器 - この連載の一覧へ