約7時間以上の動作! 1日の仕事にばっちり対応できるバッテリー駆動時間
利用中は昼食休憩として1時間席を外したほか、電話の応対や飲み物の用意といった小休憩で何度か離席している。ただし、これら離席はそれぞれ短時間だったため、ディスプレーの電源が切れることはあっても、スリープにはならなかった。明確にスリープ状態になったのは昼食休憩の際だった。
あくまで筆者の利用スタイルの場合となるものの、ベンチマーク実行結果としては約8時間9分22秒だ(バッテリー残量約2%で電源が切れた)。昼食休憩を除けばバッテリーのみで約7時間以上使えたというわけで、かなり長時間動作したといえるだろう。これなら1日外出するという場合でも十分活躍してくれるはずだ。適宜スリープや電源オフをはさむ形ならば、日帰り出張くらいは十分にこなしてくれそうな頼もしさが感じられた。
「バッテリー節約機能」を活用すべし
「バッテリー節約機能」は、標準設定の場合、バッテリー残量が約20%を切ったところで自動的にオンになるはずだが、実際には少し早めの約21%になった段階でオンになった(残り作業可能時間は約1時間40分という表示だった)。あわせて、アプリからのプッシュ通知も制限される状態となるが、特にそういったアプリを利用していなかったため支障はなかった。
ちなみに、バッテリー節約機能が有効になったときに画面の明るさを下げる設定にすると、何らかの作業に集中している状態でもバッテリー残量が少ないことに気づきやすく、しかも十分余裕をもって知ることができる。
表示される残り作業可能時間については、あくまで予測という点を覚えておこう。バッテリー節約機能有効時に表示された"約1時間40分"と、実際に利用できた時間とを比較すると、15分以上ズレがある印象だ。
バッテリー残量に関する警告が表示されたり、画面の明るさが変化したりしたら、電源の借りられるカフェを探す、あるいは作業を止めてオフィスや自宅を目指して移動するなど、早めに対応すると安心だろう。
主なスペック | |||
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製品名 | dynabook AZ65/B 2016冬 Webモデル | ||
店頭想定価格(税別) | 直販価格17万5000円から (Room1048会員/東芝ID価格9万3000円から、11月7日現在) |
直販価格18万1000円から (Room1048会員/東芝ID価格10万円から、11月7日現在) |
直販価格19万5000円から (Room1048会員/東芝ID価格11万7000円から、11月7日現在) |
本体色 | プレシャスブラック、リュクスホワイト、サテンゴールド | ||
CPU | Intel Core i7-6500U(2.5GHz) | ||
メインメモリー(最大) | 8GB(16GB) PC3L-12800(DDR3L-1600) | ||
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型フルHD(1920×1080ドット)、バックライト | ||
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 520(CPU内蔵) | ||
ストレージ | 約1TB ハイブリッドドライブ(SSHD) | 約256GB SSD | 約512GB SSD |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ | ||
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | ||
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、Bluetooth 4.0 | ||
ブリッジメディアスロット | SD/SDHC/SDXC対応 | ||
カメラ | 約92万画素Webカメラ | ||
キーボード | 106キー(テンキー付き)、キーピッチ:約19mm、キーストローク:約1.5mm | ||
サウンド機能 | オンキヨー製ステレオスピーカー、デュアルマイク、マイク・ヘッドホン兼用端子 | ||
セキュリティ | 指紋センサー、TPM 2.0など | ||
本体サイズ | 約幅379×奥行き258×高さ23.7mm | ||
重量 | 約2.4kg | ||
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間 | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) | ||
オフィス | なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |