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T教授の「戦略的衝動買い」 第404回

多機能センサーでドアの開閉も管理できる「カメラ一発!センサー」を衝動買い!

2016年11月09日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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さまざまなストレージに対応
タイムラプス撮影もできる!

スマホ側のアプリ上には、ドア開閉の検知以外にも、センサー本体のある環境の温度、明るさ、湿度がリアルタイムで表示される

スマホ側のアプリ上には、ドア開閉の検知以外にも、センサー本体のある環境の温度、明るさ、湿度がリアルタイムで表示される

 “4in1センサー for カメラ一発!”にはドアや窓の開閉検知以外に、温度、照度、湿度を測定するセンサーも入っている。同じアプリ上で、遠隔地のスマホからこれらの環境データをリアルタイムで知ることができる。

 知らされた室温や湿度を見て、一人住まいの高齢者や留守番の子供に、クーラーを入れるように、アプリの中から話しかけたり、スマホを使って普通に電話することもできるだろう。

 いずれは、それも別のセンサーの働きでリモコンを遠隔操作して、最適温度にすることも対応可能だろうが、親子の会話はそれよりも大事だと思うので、本当はそこそこの自動化が素晴らしいのかもしれない。

「カメラ一発!」の録画・再生はさまざまなストレージを選択実施可能だ。「ローカル」はスマホに録画、「SDカード録画」は「カメラ一発!」に内蔵されたmicroSDメモリーカードに録画する。「Dropbox」はクラウドストレージに録画され、「NAS」は同じネットワーク上に用意したハードディスクに保存する

「カメラ一発!」の録画・再生はさまざまなストレージを選択実施可能だ。「ローカル」はスマホに録画、「SDカード録画」は「カメラ一発!」に内蔵されたmicroSDメモリーカードに録画する。「Dropbox」はクラウドストレージに録画され、「NAS」は同じネットワーク上に用意したハードディスクに保存する

筆者はDropboxを1TB契約しているので、迷わずDropboxに動画を保管している。保存フォーマットはH.264とG.711音声をコンテナに入れた独自フォーマットだが、アプリからはもちろん見ることができる。映像だけなら、有名なVLCアプリを利用すれば、Dropboxの保存フォルダーに直接アクセスして見ることも可能だ

筆者はDropboxを1TB契約しているので、迷わずDropboxに動画を保管している。保存フォーマットはH.264とG.711音声をコンテナに入れた独自フォーマットだが、アプリからはもちろん見ることができる。映像だけなら、VLCアプリなどを利用すれば、Dropboxの保存フォルダーに直接アクセスして見ることも可能だ

筆者はWestern Digitalの3TBのマイクラウドを使っているので、撮影動画をそこに保存することも可能だ

筆者はWestern Digitalの3TBのマイクラウドを使っているので、撮影動画をそこに保存することも可能だ

 センサーの配置とシーンの設定をいろいろ工夫すれば、不用意に玄関のドアが開いたり、窓が開けられたりしたら、カメラ一発!本体に収納されたブザー(警報音)を鳴らして威嚇したり、同時にSDメモリーカードに録画したりも可能だ。内蔵SDメモリーカードだけではなく、DropBoxや自宅ネットワークに接続されたNASに録画したりすることもできる。

動画や静止画を自由に撮影保管できる「カメラ一発!」だが最高に楽しいのはタイムラプス録画だ。SDメモリーカードを使えるので常時録画もおすすめだ

動画や静止画を自由に撮影保管できる「カメラ一発!」だが最高に楽しいのはタイムラプス録画だ。SDメモリーカードを使えるので常時録画もおすすめだ

 録画の中でも極めて楽しいのは、SDメモリーカードに録画できる「タイムラプス映像」だろう。インターバルやフレームレートも自由に設定できる。

センサーによる“優しい見守り”が可能に!

「カメラ一発!センサー」は「4in1センサー for カメラ一発!」の検知した変化をZ-Waveを使って親機である「カメラ一発!」に伝達する。「カメラ一発!」はあらかじめ決められたシーンに従いWi-Fiルーターを経由して、インターネット上のユーザーのスマホにその変化を報告する。Z-Waveセンサーとの連携は、今までのネットワークカメラでは決してできなかったことを実現してくれそうだ

「カメラ一発!センサー」は「4in1センサー for カメラ一発!」の検知した変化をZ-Waveを使って親機である「カメラ一発!」に伝達する。「カメラ一発!」はあらかじめ決められたシーンに従いWi-Fiルーターを経由して、インターネット上のユーザーのスマホにその変化を報告する。Z-Waveセンサーとの連携は、今までのネットワークカメラでは決してできなかったことを実現してくれそうだ

 今回の「カメラ一発!センサー」の登場でインターネットカメラの世界はまた一歩大きく進化した。

 以前のカメラ一発!やスマカメの登場は、従来はほとんど専門の知識のある人しか使えなかったインターネットカメラを、ペット愛好家や留守の時のお店や自宅のガレージ付近などを見たかったごく普通の人にも扱える商品に変えた。

 筆者もそうだったが、高齢の親を故郷に残して都会で働かざるをえない人も多い。見守りカメラと言えば聞こえはいいが、一歩間違うと監視との区別や切り分けは難しいことが多い。

 カメラ一発!センサーなら、カメラを見守りに使わなくても、子機として活躍してくれる4in1センサー for カメラ一発!による“気配を感じる非直接的な優しい見守り”が可能だろう。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「カメラ一発!センサーセット CS-W72Z-K1」

価格:アマゾンにて4万1256円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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