ゲームオンが運営するMMORPG「ArcheAge」では、木々を育てて伐採し、家や船を作るなど、木材は重要な素材となっている。そんなArcheageがリアルな世界でも木々を育てて環境保護に取り組むプロジェクト「『ArcheAge』の森プロジェクト」が立ち上がって、約1年が経過した。
昨年は、プレイヤーを募集して、木の伐採を行なう森林づくりボランティア体験を実施し、プロジェクトに対して神奈川県知事が感謝状を贈呈された。そんな「ArcheAge」の森プロジェクトの第2弾として、10月29日に再度森林づくりボランティア体験が実施された。
本来、プレイヤーが木の枝うちを体験するという内容だったが、当日はあいにくの雨。このまま実施するのは危険なので、急きょ「県立21世紀の森」でのはし作り体験に変更となった。
はし作りは、「ArcheAge」の森プロジェクトを実施している塚原ボランティアフィールドの木を使用。まず、治具に細長い木の棒を設置し、四隅を削っていく。冶具は角度がついているので削っていくと段々先が細くなっていく。ある程度り、はしの形状になるまで削った後に、ささくれなどがないようヤスリでさらに削る。
ヤスリで削った後は半田ごて名前や模様を入れ、食用油を塗り込んで完成。参加者は自分の名前のほか、Aecheageのロゴなどを描いていた。
はし作りが終わった後は居酒屋に移動し、石元プロデューサーやGMのOrchidna氏とともにお酒や食事を楽しむ懇親会が実施された。参加者はプロデューサーやGMを交えてArcheageについてなどの会話を楽しんでいた。石元氏は懇親会で「今回は雨で企画を変更しましたが、もし次の機会があれば、ぜひまたボランティア体験に参加してほしいです」と挨拶した。
今回は雨のためはし作り体験となったが、「ArcheAge」の森プロジェクトなどに参加しない限り木の枝うち体験をすることはほとんどないと思うので、ぜひ次回も実施してほしい。そして、プレイヤーはボランティア体験のほかプロデューサーとの交流なども可能なので、次回があればぜひ参加してみてほしい。