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これからゲームするならGIGABYTEのGeForce® GTX 1060がベストバイ!

2016年10月13日 12時00分更新

文● 加藤勝明とジサトラメンバーズ

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GV-N1060WF2OC-3GD

実売価格は2万7000円前後

 GeForce GTX GTX 1060にはVRAM搭載量が6GB版と3GB版の2種類があるが、3GB版はGPU内のCUDAコアが1割(128基)少ない分価格もややお安めだ。

 絶対的な描画性能も6GB版より微妙に落ちるが、フルHDゲーミングのコスパは良好。VRAMを強烈に消費しない中程度~軽めのゲーム中心ならこちらがオススメだ。

 だが安いといっても設計に手抜きがないのがGIGABYTE製品の魅力。カード背面にはしっかりとバックプレートが入っており、基板の歪みによる動作不良を未然に防いでいる。

 回転方向を違えた90mmファンやヒートパイプの性能は上で紹介した6GB版モデルと同じ。だがカード長が223mmと短いため、内部の奥行きが厳しいPCにも装着しやすい。外部電源も6ピン×1なので旧世代PCの電源ユニットとも合わせやすい点もメリットだろう。

全長が223mmと、デュアルファンのGeForce GTX GTX 1060搭載カードとしてはかなりコンパクト。短くてもバックプレートをしっかり装備しているのは評価に値する

出力端子はDVIが2系統にHDMIとDisplayPortが各1というスタンダードな構成。ViveなどのVRヘッドセットを装着する場合、メインの液晶はDVIかDisplayPort経由で接続することになる

ブーストクロックは1772MHzと低め。だが前述のツールで1797MHzまでOCは可能。ただクーラーが小さいので過信は禁物。OC狙いなら上のGV-N1060G1 GAMING-6GDより上のモデルがオススメだ

アキラ

ビデオメモリー3GB版のGeForce GTX GTX 1060は価格が控えめなので、財布に優しいのがグッド! フルHD解像度でeスポーツタイトルをプレイするなら、この製品で十分すぎる性能を発揮できるでしょう。

GV-N1060IXOC-3GD

実売価格は2万9000円前後

 これもGeForce GTX GTX 1060のVRAM 3GB版だが、カード自体の長さはMini-ITXマザーよりわずかに短い169mm。奥行きがMini-ITXマザーで埋まってしまうような極小サイズのPCケースにも入るのが本製品最大の魅力だ。ただ厚みは2スロット必要なため、PCに組み込む時は厚みが確保できるか確認しておこう。

 極小サイズのビデオカードはオーバークロックが省略される製品も出てくるが、本製品ではベースクロック1531MHz/ブーストクロック1746MHz(OCモード時は1556MHz/1771MHz)と、小さいながらもしっかり攻めの姿勢を忘れてはいない。

 しかも昨今のビデオカードでは事実上の標準装備といえる準ファンレス仕様(GPU低温時はファン停止)も備えている。小さくてもオーバーウォッチが快適に遊べるPCにしたいなら、ぜひとも使ってみたい1枚だ。

Mini-ITXケースに余裕で収まる全長169mmのコンパクトさがウリ。唯一バックプレートが非搭載だが、この短さなら基板が歪むこともない

出力端子はDVI×2、HDMI、DisplayPortと、一通りそろっている

出荷時設定のゲーミングモードであっても、ベースクロックはリファレンスの1506MHzより高い1556MHzに設定されている

キタムラ

小型静音PCが大好きなので、なるべくビデオカードも小型なものを選びます。低負荷時はファンが停止する準ファンレス仕様なのもポイント。それでいてGPUもローエンドではなくミドルレンジのGTX 1060を搭載したこの製品は、久々に出会えたベストバイ製品です!

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