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OC版1080搭載で20万切り、自作キット「パーツの犬 VR-001」のスペックチェック

2016年09月24日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●オオタ/ASCII.jp

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 CPUに、ビデオカード、メモリー……3Dグラフィックスをスムーズに処理するためのPCに求められる要件はどんどん高くなっている。しかし、それらのハイスペックなパーツを搭載したマシンは20万円超えが当たり前という価格帯であり、なかなか手が出しにくい。自作で組み立てれば安く仕上げることもできるが、自作PCを作るスキルの心配もあってどうしても敷居が高くなってしまう。そこで今回紹介するのは、ドスパラの自作セット「パーツの犬」モデル。

 この「パーツの犬」モデルは、必要なパーツや周辺機器をセットにした自作PCセット。パーツの相性によって、自作したがうまく動かないということのないように、ドスパラが監修し、相性を保障しているので、自作PCについての知識がないという人でも安心という触れ込み。

 今回紹介する「パーツの犬」VR-001基本セットは、「パーツの犬」モデルの中でももっともハイスペックなセットで、VRにも対応していながら19万円台で購入できる、コストパフォーマンスの高い自作PCセットだ。

「パーツの犬」VR-001基本セットの外観。とても大きい筐体で、まさにハイスペックマシンという迫力がある

 「パーツの犬」モデルは自作PCセットなので、自分で組み立てなければならないが、写真付きでわかりやすい組立マニュアルが用意されており、さらにモデルごとの注意点を解説した詳細マニュアルもあるので、マニュアル通りに組み立てていけば初心者でも困ることはないだろう。

 VR-001基本セットのCPUはインテル Core i7-6700K、ビデオカードにNVIDIA GeFORCE GTX 1080、マザーボードがASRock Z170、メモリとしてDDR4 8GB(4GB×2)、HDDは2TBがセットになっている。同等のスペックのドスパラのガレリアシリーズのPCが20万円弱なので、価格としては10%程度安いことになる。

 筐体はフルタワー型ケースENERMAXで、本体サイズは210×518×505mmとかなり存在感のある大きさ。電源ボタンや端子などは筐体上部に配置されており、端子類の配置されたパネルはカバーがついていて、ほこりなどを防止することができる。

 配置されている端子は、USB 3.0が2基、USB 2.0が2基、ヘッドホン端子、マイク端子、カードリーダーだ。カードリーダーはMicro SD、SD、メモリースティックに対応している。カバーをスライドさせると端子が隠れ、見た目もすっきりする。

端子が配置されたパネル。筐体上部にあり、カバーがスライドするのでほこりなども入りにくい。また、端子1つ1つにゴム製のフタが用意されているので使用しないときには完全防塵できる

 この筐体は、前面、側面、上面に吸気口がなく、とてもシンプルな見た目になっている。この前面、側面、上面は二重構造となっていて、内部を空気が流動する形だ。また二重構造は、静音性にも効果を発揮する。

 吸気口は前面内部に2つのファンがあり、背面から排気する形となっているが、ファンにはダストフィルターがついていて、筐体内部へほこりが入りにくいようになっている。このダストフィルターは簡単にひきだせるようになっているので、手入れもしやすい作りだ。

前面ファンについているダストフィルター。力も入れずに簡単に引き出せるので、手入れも楽だ

 筐体前面も特に飾りもない極めてシンプルな作り。上部には5インチベイが2つ配置されていて、上のベイにはセットに含まれているBDドライブを入れるようになっている。

筐体前面。上部に5インチベイが2つ配置されている

 5インチベイはさらに内部ベイが1つ用意されており、筐体内部には3.5インチベイが8つあり、拡張性も非常に高くなっている。

 背面の拡張スロットは8つあるが、グラフィックボードで2つ使ってしまうので残りは6つだが、これだけあれば通常は困ることはないだろう。

筐体背面。最上部には筐体上部からの空気を排気する穴が設けられている。上部には排気用の大型ファンを標準装備。拡張スロット8のうち2つはビデオカードとして利用するので6つのスロットが利用可能

 背面端子はマザーボードとビデオカードについている出力端子がある。マザーボードのほうはUSB 3.0が6基、USB 3.1はType-Aが1基、Type-Cが1基。ディスプレー用の端子もついているがビデオカードの端子に接続するので、マザーボードのものは使用しない。ほかに1000BASE-Tの有線LAN端子とオーディオ端子、PS/2端子、それからCMOSクリアボタンがついている。CMOSクリアボタンは、押すとBIOS設定が初期化されてしまうので注意が必要だ。

 ビデオカードの出力端子はディスプレイポートが3基、DVI-D端子とHDMI端子がそれぞれ1基ずつついているので、基本セットのままマルチディスプレーを使うことができる。

ビデオカードの出力端子。4つ並んでいる端子の左から2番目がHDMI端子

 「パーツの犬」VR-001の基本構成をまとめると次のようになる。

「パーツの犬 VR-001」基本構成の主なスペック
CPU Core i7-6700K(4GHz、最大4.2GHz)
グラフィックス Palit GeForce GTX1080 GameRock Premium(VRAM 8GB)
メモリー 8GB PC17000 DDR4
ストレージ 2TB HDD
インターフェース(前面) USB 3.0 2基、USB 2.0 2基、カードリーダー、マイク端子、ヘッドフォン端子
インターフェース(背面) USB 3.0 6基、USB 3.1 2基(Type A×1+Type C×1)、DVI-D、HDMI、DisplayPort、マイク端子、ライン入力、ライン出力、LAN 1基、PS/2端子 1基、拡張スロット 8基
サイズ 幅210×奥行き518×高さ505mm
OS Windows 10 Home(64bit)
価格 19万4184円

 「パーツの犬」VR-001基本セットはこのようにハイスペックなCPUとグラフィックボードが搭載されているため、筐体内の熱などが気になるところ。次回は筐体内について解説する。

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