このページの本文へ

CTやMRIなどの検査画像をクラウドに保管、地域医療連携の促進にも

IIJ子会社、医療検査画像のクラウド共有/閲覧サービス

2016年08月24日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 インターネットイニシアティブ(IIJ)子会社のネットチャートは8月23日、CTやMRIなどの医療用画像や医師による所見などのデータを、クラウド上で安全に閲覧/共有できるサービス「Cloud Radiology Service クララ」を発表した。9月1日から提供を開始する。

「Cloud Radiology Service クララ」のサービス概要図

 同サービスでは、CTやMRIなどの検査画像を保管/閲覧、管理するための「医療用画像管理システム(PACS)」をクラウド上に構築し、医療用画像データを患者情報や過去の検査履歴などと合わせて統合的に閲覧/共有できるサービス。PACSは、PCやスマートフォンなどマルチデバイスのアクセスに対応しており、患者情報や過去の検査履歴などが一画面で閲覧できる。

 クラウド上のPACSはインターネット経由でアクセスが可能で、検査を実施した病院がアップロードした医療用画像を、遠隔地の診療所や連携施設、主治医の自宅などで閲覧できる。画像データや医師の所見がタイムリーに共有できるため、地域医療連携(病診連携)の促進につながるとしている。

同サービス専用の検査画像ビューア

検査画像のイメージ

 なお同サービスは、医療向け3省4ガイドライン(厚労省、経産省、総務省の定めた4つのセキュリティガイドライン)に準拠した、セキュリティ性の高いクラウド環境を利用している。また、画面イメージだけを転送する方式で提供されるため、検査画像などのプライバシー情報がネットワーク上を流れることはなく、ユーザー端末にもデータは残らない。

 Cloud Radiology Service クララの利用料金は、月額10万円から(税抜、容量2TBまで)。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  2. 2位

    sponsored

    AIインフラ市場“一強体制”を崩せるか AMDが「Helios」で体現するオープン戦略とフィジカルAIのラストマイル

  3. 3位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  4. 4位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  5. 5位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

  6. 6位

    デジタル

    買い切り型クラウド「pCloud」がDX総合EXPOへ CEO来日で日本展開を加速

  7. 7位

    ITトピック

    IT技術者の約半数が「AIの進化で転職を意識」/これから起きるのは「SaaSの死ではなく変容」/バックアップ市場は堅調に成長、ほか

  8. 8位

    sponsored

    「IT機器が高すぎる」「熟練メンバー不在で分からない」… 情シスさんの“現場の悩み”をエンジニア3人に聞いてみた

  9. 9位

    Team Leaders

    SharePointリストへの登録データを、CSVファイル形式に成形/変換して自動保存する方法

  10. 10位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

集計期間:
2026年07月15日~2026年07月21日
  • 角川アスキー総合研究所