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ダブルブラウザソリューションで情報漏えいやレガシーシステムの課題も解消

NTTネオメイト、「AQStage アプリケーション仮想化」を開始

2016年08月10日 14時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 8月8日、NTTネオメイトはクラウド上のアプリケーションをセキュアに利用できる「AQStage アプリケーション仮想化」の提供を開始した。サービスはアシスト、Ericom Software Ltd.のアプリケーション仮想化技術を採用するほか、クラウド上のユーザー資産はフォーティネットの多層防御技術を組み合わせることによって、情報漏えいリスクの極小化を実現するという。

AQStage アプリケーション仮想化の利用イメージ

 AQStage アプリケーション仮想化はNTTネオメイトのデータセンター上で動作するアプリケーションを、ユーザーの端末に画面転送するアプリケーション仮想化サービス。デスクトップ画面を転送する「AQStage 仮想デスクトップ」と比較し、アプリケーションのみを利用できるという特徴がある。

 データはすべてデータセンター上に存在し、端末にデータは残らないため、高いセキュリティを実現。インターネットには本サービスのWebブラウザでアクセスし、社内システムには既存のWebブラウザを利用するダブルブラウザソリューションにより、既存の端末環境を変更することなくネットワーク分離が可能となるほか、社内Webアプリケーションの延命も可能になるという。

 初期費用は契約ごとで30万円~。月額費用は利用状況によって異なるが、同時接続率10%、各ユーザー領域1GB、300ID契約の場合で1980円程度(ユーザーごと)になるという。

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