ブロック塀のひし形の穴にも入っちゃう!
高さのない隙間をすり抜けるだけが能じゃない。
横幅がない狭い場所もすり抜けるのである。
幅も高さもないときはどうなのか?
ええ、もちろん問題ありません。するっと抜けます。
いや、「するっと」は過言。よっこらしょというか無理矢理というか、狭い穴に身体をねじこんで、きりもみながら入っていくその姿があまりに愛らしいので、遠くからそっと撮りましたよ。
どこにでもあるブロック塀のあの隙間を、それも子猫じゃなくてそれなりにおなかもしっかりしてる大人猫が通り抜けるのだから。
というわけで狭い隙間シリーズをひととおり見てきたわけだが、どうしても後ろ姿ばかりになる。なかなか狭いところを抜けてこっちへくる姿を撮れない。私としても、1枚はこちら向きの写真を入れたい。
そしたら、やっと出会えたのである。
門の向こうにいた首輪をつけた猫を発見。この家で飼われてるんだろう。庭に出ていた飼い主の方と目が合ったので挨拶。これでよし。
猫の名前を教えてくれたので呼んでみると、よっこらしょっと、隙間から出てきてくれたのである。ありがとう。名前はもう忘れちゃったけど。
門を出た途端、「にゃあ」と鳴いて、素直に撫でられてくれたのであった。
かくして猫はどんな形状の隙間でも通り抜けられるのであった。
やっぱ猫は見てて面白い。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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