贈呈式には運営プロデューサーの麥谷氏と「Trefle」の後藤 友香里さんが参加

黒い砂漠の動物保護の取り組みに、神奈川県が感謝状を贈呈

2016年06月21日 17時17分更新

文● 八尋/ASCII.jp

「黒い砂漠 × 動物保護プロジェクト」の取り組みに対し、黒い砂漠を運営するゲームオンに神奈川県知事から感謝状が贈呈された

 ゲームオンが運営するMMORPG「黒い砂漠」には、犬や猫、馬、ペンギンといった多くの動物がペットとして存在する。ゲーム内では、プレーヤーを助けてくれたり、愛らしい姿で癒しを与えてくれる。そんな動物たちになにか恩返しできないか。そう考えたのは、黒い砂漠 日本運営プロデューサーの麥谷 将人氏だ。

 ゲームオンは、5月18日に「黒い砂漠 × 動物保護プロジェクト」を開始した。プロジェクトでは、神奈川県動物保護センターと、京都動物保護センターへ動物保護の寄付をするために、クラウドファンディングでの支援をユーザーから募集。6月15日までの期間に支援を募集し、わずかな不足分があったが、その分をゲームオンが負担して神奈川県と京都市のセンターへ寄付することになった。

 この取り組みに対し、神奈川県知事の黒岩 祐治氏から感謝状が贈られることになり、6月20日に神奈川県庁本庁舎にて感謝状贈呈式が実施された。感謝贈呈式には麥谷氏と、クラウドファンディングのリターンとしてサイン入りポスターを提供した10人組の声優ガールズユニット「Trefle」から代表して後藤 友香里さんが参加した。

神奈川県知事の黒岩 祐治氏が感謝状を贈呈

贈呈式後は、麥谷氏と後藤さんが今回のプロジェクトの経緯などを黒岩氏に説明していた

 感謝状贈呈後、麥谷氏が黒岩氏に黒い砂漠についてや、ゲーム内での動物たちの活躍について説明した。黒岩氏は「『ArcheAge』の森プロジェクトのときに、少しだけ動物保護の話をさせていただいたのですが、こんなに素早く対応していただけて大変ありがたいです」とコメントしていた。

麥谷氏自身も家で猫、実家では犬を、後藤さんは実家で亀を飼っているという

黒岩氏は、麥谷氏の黒い砂漠の説明について興味深そうに聞いていた

後藤さんは黒岩氏に「今後も私たちにできることがあったらぜひ協力させていただきたいです」と話した

県知事の部屋には「ArcheAge」の森プロジェクトのときにゲームオンからプレゼントされたヤタヌイグルミが飾ってあった

 麥谷氏は、黒い砂漠 × 動物保護プロジェクトを実施した経緯について「もともと『Archeage』の森プロジェクトで感謝状をいただいたときに、知事から動物保護のお話しを伺がったと聞きまして、黒い砂漠でも協力させていただきたいと思ったのが始めです。どうせやるんだったら華があったほうがいいだろうと思いTrefleに参加してもらえないかお願いしたところ、メンバーの皆さんも動物が好きということで快諾いただきました」と説明した。

贈呈式後に、簡単なインタビューを実施。麥谷氏は「実際に保護センターを見学して、なんとか協力したいという気持ちが強くなった」と話した

 また、今回の贈呈式について「表彰状をいただくなんて高校以来なのですごく緊張しました。知事とお会いしたのも初めてで、表彰状をいただいたときにすごいことができたんだなと。正直うれしかったです」と述べた。

後藤さんは、黒い砂漠ではリトルサマナーを使っているとのこと。生活コンテンツが好きで、特に釣りはずっとやってしまうという

 後藤さんは今回のプロジェクトに参加したことについて「今回は、サイン入りポスターを5枚しか提供できなかったんですけど、次こういう機会があったらまた協力させていただきたいなと思います」と話した。また、贈呈式に参加したことについて「不思議な感じがします。こういう場所(神奈川県庁)に来るなんて、もうないんだろうなって思うので。ほかのメンバーたちも動物が大好きなのですが、私がゲーム好きで黒い砂漠もプレーさせていただいていたので、メンバーの中から代表として参加させていただきました」とコメントした。

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