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ドライバー不足に対応する「現在から30分後のタクシー需要」

NTTドコモ、人工知能を利用してタクシーの需要予測を実証実験

2016年06月01日 18時33分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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実証実験全体イメージ

 NTTドコモは5月31日、人工知能を活用したタクシーの需要予測を開始すると発表した。6月1日より開始した。

 東京無線協同組合、富士通、富士通テンと協力して行ない、タクシーの利用需要をリアルタイムに予測するもの。交通網の効率化を目指す世界初の実証実験という。実験では、人口統計データに加えて気象データ、東京無線のタクシー運行データといったビッグデータを用い、機械学習などの人工知能技術を適用。現在から30分後の乗車数を予測し、音声指示やタブレットの地図としてドライバーに提供する。

 ドコモでは、海外からの観光客増加で交通需要が高まるなかでドライバー不足も想定されており、運行効率化やドライバー配置の適正化によるタクシー供給不足に対応するための技術としている。実証実験は6月1日より2017年3月31日まで実施される。

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