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T教授の「戦略的衝動買い」 第381回

持ちやすいしカメラもすごい! 本気仕様の「Galaxy S7 edge」を衝動買い!

2016年06月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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横幅が小さくなって従来よりも握りやすい

iPhoneのように奥ゆかしい地味なゴールドじゃなくて、Galaxy S7 edge(右)はギンギンの金の延べ棒色のゴールドが頼もしい

iPhoneのように奥ゆかしい地味なゴールドじゃなくて、Galaxy S7 edge(右)はギンギンの金の延べ棒色のゴールドが頼もしい

画面サイズは同じ5.5インチだが、本体サイズは、Galaxy S7 edgeの方が小さく、解像度も、重量も、バッテリーサイズもほとんどのスペックで優っている

画面サイズは同じ5.5インチだが、本体サイズは、Galaxy S7 edgeの方が小さく、解像度も、重量も、バッテリーサイズもほとんどのスペックで優っている

実際にiPhone 6 PlusとGalaxy S7 edgeを重ねて見るとその差異がよくわかる

実際にiPhone 6 PlusとGalaxy S7 edgeを重ねて見るとその差異がよくわかる

iPhone 6 PlusとGalaxy S7 edgeを重ねて側面から見ると同じ5.5インチディスプレーなのにこんなにGalaxy S7 edgeの方がスリムだ

iPhone 6 PlusとGalaxy S7 edgeを重ねて側面から見ると同じ5.5インチディスプレーなのにこんなにGalaxy S7 edgeの方がスリムだ

 筆者が約18ヵ月使ったiPhone 6 Plusも今回購入したGalaxy S7 edgeも、ディスプレーサイズは同じ5.5インチだ。Galaxy S7 edgeは先進の「有機EL」パネルを使用し、解像度はiPhone 6 Plus(1080×1920ドット)よりも高く1440×2560ドットとなっている。

有機ELディスプレーは発色がきれいで屋外で見ても極めて見やすい

有機ELディスプレーは発色がきれいで屋外で見ても極めて見やすい

省電力の有機ELディスプレーなら、画面を完全パワーオフをぜず「Always On Display」にカレンダーや時計などを常時表示しておくことも可能だ。これは極めて便利

省電力の有機ELディスプレーなら、画面を完全パワーオフをぜず「Always On Display」にカレンダーや時計などを常時表示しておくことも可能だ。これは極めて便利

同じ5.5インチだけど、幅の狭い秘密はこの両サイドが湾曲したディスプレーだ

同じ5.5インチだけど、幅の狭い秘密はこの両サイドが湾曲したディスプレーだ

エッジスクリーンと呼ばれる両サイドのディスプレー部分には色々な便利な機能がある。写真は連絡先を表示してほかのアプリが起動中でもすぐに呼び出して電話できる

エッジスクリーンと呼ばれる両サイドのディスプレー部分には色々な便利な機能がある。写真は連絡先を表示してほかのアプリが起動中でもすぐに呼び出して電話できる

 しかし、本体幅はGalaxy S7 edgeの方が5mm弱狭く、重量も14g軽い。実際に手に持ってみるとその持ちやすさの感覚はすぐにわかるくらいの差だった。

充電コネクターは世界標準のmicroUSBだが……後述するQiのワイヤレス充電のお陰で、筆者はUSBモバイルバッテリーからの充電以外ではほとんど使っていない

充電コネクターは世界標準のmicroUSBだが……後述するQiのワイヤレス充電のお陰で、筆者はUSBモバイルバッテリーからの充電以外ではほとんど使っていない

 横幅縮小の最大要因は、ディスプレーの両側面が背面に向かって湾曲していることに由来する。これは、先々代のGalaxy Note Edgeの時代に、ディスプレー画面の向かって右側面だけに採用した仕組みがオリジナルのデザインだ。

 筆者はこの片側EDGEのGalaxy Note Edgeを発売後すぐに購入し使っていたが、どうも左手に持った時に、EDGE部分に当たる指先の関節が痛く、不自然な感触だったので早々に手放してしまった経緯がある。

 まさに「へり」や「鋭利さ」というEDGEの意味通りの感じであった。今思えば、初代のEDGEであるGalaxy Note Edgeの横幅は最新のGalaxy S7 edgeより9mmも広く、それが原因のようにも思える。

 横幅が73mmと俄然スリムになったGalaxy S7 edgeは筆者が握りしめてもまったく違和感のないコンパクトサイズであった。しかし、人によっては、ディスプレーの左右側面を背面に湾曲させることで、横幅を小さくするギミックの評価は意見が別れるかもしれない。

 もっとも大きな表示領域を実現するために大きなサイズのディスプレーを採用し、限られた人間の平均的なサイズの手のひらに収めようとする斬新なアイデアとテクノロジーは決して悪くないだろう。

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