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話しかけられた声を文字化、見守りロボ「BOCCO」に新機能

iOS版アプリに搭載

 ユカイ工学は5月25日、家族間のコミュニケーションをつなぐ見守りロボット「BOCCO(ボッコ)」の新機能「こえ文字メール」をiOS版アプリ向けにリリースした。

 BOCCOは、インターネット接続(Wi-Fi)とセンサー通信(Bluetooth)が可能な見守りロボット。ネット経由でスマホと音声メッセージをやり取りできるほか、家庭内のセンサー情報をスマホに通知し、家族の生活の様子を外出先から知ることができる。

 今回、iOS版アプリに新機能「こえ文字メール」を搭載した。BOCCOが話しかけられた声を専用のスマホアプリに送り届けるほか、話しかけられた声を解析し、文字に起こして声と一緒に送ってくれる。これにより、過去に送られてきた声のメッセージを振り返る際に、一つずつ再生して確認する手間が省けるという。

 いわば、大切な家族との思い出を残す「声のアルバム」のようなもの。家族との音声やテキストのやり取り、添付した画像などがどんどん記録されていく。ありふれた家族の日常をありのまま形に残せるとしており、例えばユーザーからは「「子どもの成長はとても早く、数カ月前の声を再生するだけでも、ちょっとした声音の変化から子どもの成長を実感できた」との声が。今回の新機能で、声とともに文字として残っていくので、そんな「声のアルバム」をさらに簡単に楽しめるとしている。

 BOCCOの価格は3万1320円。アプリはiOS 8.0以降、Android 4.4および5.Xに対応する。

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