2015年から2016年の最新ストレージ事情~SSD編(M.2)~
新たにPCを組む際に外せないパーツとなりつつあるのが、M.2対応のSSDだ。Skylake世代のマザーボードを使う場合、多くのモデルにM.2ソケットが用意されている。
PCI Express(3.0) x4インターフェースに対応する製品の場合、シーケンシャルリード2000MB/secオーバーというSSDも珍しくないため、PCの高速化には欠かせないパーツとなっている。Cドライブ用にM.2 SSDを選ぶというのが最近のトレンドと言えるだろう。
Skylake世代のマザーボードでは多くが搭載しているM.2ソケット。Gen3 x4動作のスロットにPCI Express(3.0) x4インターフェースに対応するM.2 SSDを搭載すれば、シーケンシャルリード2000MB/secオーバーのPCも夢ではない
なお、M.2対応SSDを購入する際に注意したいのが、内部インターフェース。PCI Expressのほか、SATA接続のモデルも用意されており、言うまでもなく後者のモデルではSATA3.0の限界を超える速度は出ない。
手持ちのマザーボードにあるM.2スロットの接続インターフェースは要確認が必要だが、Skylake世代のマザーであればほぼ心配はない(念のため確認しよう)。
M.2/PCI-Eカード型対応SSDの注目モデル
2015年から2016年の最新ストレージ事情~HDD編~
大容量のデータ用ストレージとしての需要はまだまだあるHDD。2016年の自作ニュースとして外せないのが、容量10TBを実現する大容量HDDの登場だろう。空気より軽いヘリウムガスを充填した大容量モデルでHGSTとSeagateからそれぞれ発売された。
価格的な面を考慮すると導入するには現実的ではない。しかし、HDDを語るうえでは大きなトピックとして覚えておきたい。
メインストレージの座をSSDに譲った今、人気の容量は昨年同様3TB~4TBに集中している。大容量データを保管するストレージとして、今後もお世話になる機会が多いHDD。2015年から2016年にかけて登場した注目のモデルをいくつか紹介しよう。
2.5/3.5インチHDDの注目モデル

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