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4万円アンダーのホームユース最新NAS選び 第3回

NASキット7モデルのパフォーマンスをチェック

2016年05月20日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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4万円アンダーのNASキット7モデル

 第1回第2回と4万円アンダーのNASキット7モデルを紹介してきたので、最後はパフォーマンス計測で締めくくろう。

 ネットワークを経由してファイルを読み書きするNASの基本となるリード・ライト速度に加えて、ハードウェアトランスコード対応モデルはトランスコードに要した時間を見ていこう。

シーケンシャルリード・ライトを計測

 ひと昔前のNASでは、シーケンシャルリード・ライトはともに30~50MB/sec程度の製品が多かったが、果たして最新のNASキット7モデルは、どのくらいのパフォーマンスを発揮するのか注目だ。

 HDDは、回転数7200rpmのHGST製NAS向けモデル「Deskstar NAS」の4TBモデルを2台用意。各NASに搭載し、RAID1を構築。NAS上の共有フォルダーをWindows 10のテストPCで、ネットワークドライブに割り当て、「CrystalDiskMark」で計測を行なっている。

 なお、ネットワーク環境はルーターに接続しているハブに、NASとテストPCをギガビットLANで接続。テストPCは「Core i7-6700K」を使ったLGA 1151プラットフォームで構成している。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-6700K」(4GHz/TB時4.2GHz、4コア/8スレッド)
マザーボード ASUS「Z170M-PLUS」(Intel Z170 Express)
メモリー G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」(PC4-24000、8GB×2)
SSD SanDisk「SDSSDHII240G」(240GB)
グラフィックス Intel HD Graphics 530(i7-6700K内蔵)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows 10 Pro(64ビット)

NAS向けHDDのHGST「Deskstar NAS」シリーズの容量4TBモデル「0S03667」(パッケージ型番)を2台用意。なお、中身は回転数7200rpm、キャッシュ64MBの「HDN724040ALE640」になる

PC接続時はシーケンシャルリード・ライトともに170MB/sec近くになった

「HD Tune Pro 5.0」で「0S03667」の内周と外周を計測。7200rpmだけあって、最内周でも80MB/secとまずまずの速度になっている

外付けHDD感覚で使える
最新NASキット!

 「CrystalDiskMark」の計測結果をお伝えしていこう。計測は実際の使用環境では写真やハイレゾ音源など、100MB~1GB程度のファイルが多いと思われるので、テストサイズ100MiB、500MiB、1GiBを実行している。

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