GeFroce TITAN Xの2倍の性能で3倍の電力効率
NVIDIA、PascalアーキテクチャーベースのGeForce GTX 1080/1070を発表
2016年05月07日 12時45分更新
半導体メーカーのNVIDIAは、米国で開催した記者会見で、同社が開発してきた新アーキテクチャー"Pascal"に基づくGeForce GTX 1080/1070を発表した。同社CEOのジェンスン・フアン氏によれば「GeForce GTX TITAN Xに比べて2倍の性能で、3倍の電力効率を実現する」製品で、Pascalアーキテクチャー、16nmプロセスルールで製造され、GDDR5Xのメモリーを搭載するという製品となる。
GeForce TITAN Xの2倍の性能で、3倍の電力効率
今回発表されたGeForce GTX 1080/1070の最大の特徴は、同社が4月のGTCで発表したPascalアーキテクチャーと呼ばれる新しいGPUのアーキテクチャーに基づいていることだ。また、メモリーはGDDR5Xと呼ばれるGDDR5の進化版が採用されており、16nmプロセスルールで製造される。その性能に関して、NVIDIAのジェンセン・フアンCEOは「GeForce GTX 1080はGeForce GTX TITAN Xに比べて2倍の性能、3倍の電力効率を実現する」と述べており、従来製品に比べて高性能なことが特徴のひとつとなる。
GeForce GTX 1080は9TFLOPS、8GBのGDDR5Xメモリーというスペックで、599ドルないしは699ドル(Founder Edition)で5月27日で販売開始される予定。GeForce GTX 1070は6.5TFLOPSで8GBのGDDR5メモリー、379ドルないしは449ドル(Founder Edition)で6月10日に販売開始される予定となっている。発売は全世界同時の発売が予定されており、日本では5月27日の深夜に販売される可能性が高そうだ。
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