このページの本文へ

最速15秒でデプロイ、無料で利用できる公開ベータテストを開始

さくら、Dockerコンテナのホスティングサービス「Arukas」発表

2016年05月09日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 さくらインターネットは4月27日、コンテナ型仮想化技術「Docker」を利用した新たなホスティングサービス「Arukas」の開発を発表した。無料で利用できるオープンベータテストを今年9月末まで実施中だ。

さくらのDockerコンテナホスティングサービス「Arukas」コントロールパネル画面

 Arukasは、Docker環境で作成されたコンテナイメージ(Dockerイメージ)をホスティングし、アプリケーションをインターネットに公開できるサービス。複数のコンテナを管理しやすいGUI(Webコントロールパネル)のほか、コマンドラインインタフェース(CLI)、APIからも操作できる。

 特定のレポジトリ(現在は「Docker Hub」のパブリックレポジトリに対応)にアップロードされているアプリケーションのコンテナを登録することができ、登録されたアプリケーションを起動すれば「最速15秒」でデプロイが完了し、アプリケーションが利用可能になるとしている。そのほか、サービス成長に応じたオンデマンドでのスケールアウト機能、リソース使用率のグラフ表示機能などがある。

Arukasの主な機能と特徴(一部開発中)

 Arukasはすでにオープンベータテストの提供を開始しており、9月末までのテスト期間中は無料で利用できる(同時に作成できるのは10アプリまで)。また正式サービスの開始後は、無償版のEssential、有償版のStandard、Professional、Enterpriseの合計4プランが提供される予定。各プランの利用料金など詳細は今後発表される。

■関連サイト

カテゴリートップへ

灯油タンクで残量検知を実現!北海道の生活を守るIoTとは【熱量IoT】#3

動画一覧はこちら!