ヱビス with ジョエル・ロブションは早いうちに!!
ナベコ「今世に出ている缶ビールがどれだけ個性豊か、というのがわかってきたのではないでしょうか」
<4位>
ヱビス with ジョエル・ロブション 華やぎの時間(350ml缶)
・メーカー:サッポロビール
・アルコール度数:5%
・原材料:麦芽、ホップ
・価格(350ml缶):実売250円前後
・エネルギー(350ml缶):154kcal
ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間(350ml缶)
・メーカー:サッポロビール
・アルコール度数:5.5%
・原材料:麦芽、ホップ
・価格(350ml缶):実売250円前後
・エネルギー(350ml缶):164.5kcal
ヱビスの“ジョエル・ロブション”シリーズは、世界中で数多くの星を獲得しているフレンチの巨匠「ジョエル・ロブション」と共同開発で生まれたビール。“華やぎの時間”はシャンパーニュ地方産の3種のホップが使用され、乾杯や食前酒として料理を華やかにひきたてる。一方、“余韻の時間”は北米産の熟した果実を想わせる薫りが特徴の希少なホップが使用され、豊熟な香りとまろやかな味わい。
ナベコ「ヱビスのジョエル・ロブションシリーズはセットでランクインさせたのですが、限定商品なので店によってはもうないかもしれません。実はそんな原因で“余韻の時間”のほうは写真が撮れなかったんです。ごめんなさい。でも、飲みましたよ」
クマさん「でも飲みましたって、ひどく雑な言い訳だな」
きりんさん「適当さは置いておいて、私は“華やぎの時間”好きだわ。香りがね、とっても華やかなの。赤ワインみたい。あと缶のデザインもオシャレで好きだわ。とてもリッチな感じ」
ナベコ「青い缶のほうの“余韻の時間”は、香りがまろやかでどっしりしているんですよね。食後に名残惜しく飲むのにぴったり。余談ですが、カロリーはやや高めなんですね」
クマさん「あーー。ウマいのはわかるけど、オレは自分では買わないな。熱々のウインナーと合うような、普通のビールでいいんだよ」
ナベコ「あ、ウインナーとエールビールは意外に合うと思いますよ。味の濃い料理、脂っこい料理の余韻を良くしてくれるんですよね。前、エールビールの“よなよな”のレストランの取材に行きましたが、看板料理はウインナーでしたし!」
クマさん「ふーん。いまいちピンと来ないんだが」
リニューアルしたヱビス、文句のない出来
<5位>
ヱビスビール(350ml缶)
・メーカー:サッポロビール
・アルコール度数:5%
・原材料:麦芽、ホップ
・価格(350ml缶):実売250円前後
・エネルギー(350ml缶):147kcal
“ビール純粋令”という、、1516年にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という法に則り、麦芽・ホップ・酵母の細部までこだわる。リニューアルでは、コクをより深くし質をアップさせた。ハラタウ・トラディションという伝統的で正統派のホップを使用し、通常の1.5倍熟成させる。
ナベコ「ジュエル・ロブションシリーズを先に紹介しましたが、ヱビスのスタンダードビールも忘れてはいけませんね。ヱビスビールはこの春、33年ぶりにビールをリニューアルをしました。ヱビスはプレモルと並んでプレミアムビールと言われることが多いですが、歴史はヱビスのほうがずっと長いんです。今回のリニューアルで、味わいがきめ細かくなった感じがしますね」
きりんさん「私、苦いビールは苦手なんだけど、ヱビスとかプレモルとかは好き。イヤなところがないの。リニューアルして飲みやすくなったんじゃないかしら」
ナベコ「泡がまろやかですよね。香りが華やかでウマみもしっかりあるけれど、水のようにクイクイ喉を通る感じ。たぶんバランスが今まで以上に良くなったんですね」
きりんさん「主張が強いわけではないけど、存在感がキリッとあって、おいしい。もしかしたら今までより料理に合うのかも」
クマさん「なんかあっさりしちゃったという感じもするんだよな。プレモルと印象が近くなってきた」
ナベコ「洗練されたというのは本当。プレミアムビールってつきつめていくとこうなるのかなぁという感じ」
きりんさん「ヱビスの場合、ラッキーヱビスを探す楽しみがあるわよね。イラストのヱビスさんのカゴにもう1匹鯛が入っていればラッキー」
クマさん「なにそれ知らなかった。おめで鯛!!」
ビール嫌いも試してほしいサントリーのクラフトセレクション
ナベコ「6位にはビールの個性を味わえる、という意味でこのシリーズ」
<6位>
クラフトセレクト ペールエール(350ml缶)
・メーカー:サントリービール
・アルコール度数:5%
・原材料:麦芽、ホップ
・価格(350ml缶):実売230円前後
・エネルギー(350ml缶):150.5kcal
クラフトセレクト ヴァイツェン(350ml缶)
・メーカー:サントリービール
・アルコール度数:5.5%
・原材料:麦芽(小麦麦芽、大麦麦芽)、ホップ
・価格(350ml缶):実売230円前後
・エネルギー(350ml缶):171.5kcal
クラフトセレクト ゴールデンエール(350ml缶)
・メーカー:サントリービール
・アルコール度数:5%
・原材料:麦芽、ホップ
・価格(350ml缶):実売230円前後
・エネルギー(350ml缶):161kcal
世界に100以上あるといわれるビールの中から個性的なスタイルをチョイスするというサントリーのクラフトセレクトシリーズ。今春にはペールエールと、限定のヴァイツェン、ゴールデンエールが登場。それぞれ、ペールエールは柑橘を思わせる香りと心地よい苦味、ヴァイツェンはフルーティな香りとまろやかで爽快な余韻、ゴールデンエールは白ワインを思わせる華やかな香りと豊かなコクが特徴。
ナベコ「注目すべきはヴァイツェン。ヴァイツェンも大きくいうとエールビールのひとつで、その中でも香りがバナナのようでとってもフルーティー」
きりんさん「あらぁ、これはびっくり。甘い香りがして、ふっと抜けていくわ。他にはないわね」
クマさん「なんだこれビールじゃないぞ」
ナベコ「ヴァイツェンはエールビールの中でもかなりフルーティーな仕上がりになるので、日本のビールが好きな人はびっくりするかもしれないです。でもビールが苦手な人でも飲みやすいはずですよ」
きりんさん「ゴールデンエールは柑橘系の香りがするのね。とても華やかだけど、ヴァイツェンよりはコクがある感じ。ペールエールはそれよりもっと苦みがある感じね」
ナベコ「日本のビール好きの人はこの中だとペールエールが好きかもしれないです。苦みが強いので。でも意外に食事に合うのは、ゴールデンエールだったりするんですよ」
クマさん「どれもちょっとやり過ぎな気がする。普通のビールがいい」
きりんさん「やり過ぎってひどいわね。本格的なのよ」
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