家族で乗り換えれば2年間で約30万円も節約できる!
ここまでは、個人で利用した場合の料金を試算した。続いて、家族で「DMM mobile」を利用した場合の料金について考えてみよう。
家族で利用するなら、毎月のデータ通信量を分け合える「シェアプラン」がオススメだ。個々の契約ではデータ通信量に過不足が生じることもあるが、シェアプランであればガッツリ使う人とあまり使わない人が混在するケースでも、データ通信容量を効率的に使うことができる。「DMM mobile」では、ひとつのプランで最大3枚のSIMカードを利用可能。データSIM/通話SIMの組み合わせも複数用意されており、柔軟な運用に対応できる点が魅力だ。
シェアコースのプラン概要 | ||
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プラン | ひと月あたりの データ通信容量 |
4月利用分以降の 月額料金※(税別) |
データSIMのみプラン 最大3枚 |
8GB | 1980円 |
10GB | 2190円 | |
15GB | 3600円 | |
20GB | 4980円 | |
通話SIM1枚+ データSIM最大2枚プラン |
8GB | 2680円 |
10GB | 2890円 | |
15GB | 4300円 | |
20GB | 5980円 | |
通話SIM2枚+ データSIM最大1枚プラン |
8GB | 3380円 |
10GB | 3590円 | |
15GB | 5000円 | |
20GB | 6680円 | |
通話SIM 3枚プラン |
8GB | 4080円 |
10GB | 4290円 | |
15GB | 5700円 | |
20GB | 7380円 |
※契約済みユーザーも新プラン料金が適用される
3人家族(両親2名+大学生1名)で考えた場合、大手キャリアでは毎月の通信費が1万9000円(税別)となる。内訳は下表のとおり。2年間の総額は45万6000円(税別)と、かなり大きな金額だ。
大手キャリアのプランを家族3人で利用した場合の 月額コスト(価格はすべて税別) |
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月額基本料金 | カケホーダイプラン (スマホ/タブ) |
8100円 (2700円×3台) |
パケットパック 代金 |
シェアパック10 (10GB) |
9500円 |
インターネット 接続料金 |
spモード | 900円 (300円×3) |
オプション 料金 |
シェアオプション | 1000円 (500円×2) |
割り引き サービス |
U25応援割 | マイナス500円 |
合計 | 1万9000円 |
それに対して「DMM mobile」のシェアプラン(通話SIM3枚 10GB)を利用すると、毎月の月額基本料は4290円(税別)と激減する。例によって通話料が別途発生するが、通話料が半額となるDMMトークを利用すればいい。DMMトークを使ってひとりあたり毎月30分間/60分間通話したとすると、2年間のコスト総額は以下の表のとおりだ。大手キャリアと比べて約30万円、あるいは25万円ほどの差額が生じることとなる。
「DMM mobile」のプランを 家族3人で2年間利用した場合のコスト総額 (価格はすべて税別。4月利用分からの新プラン料金を基に算出) |
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毎月の通話 時間の合計 |
30分間 | 60分間 |
月額料金 | 10万2960円 (4290円×24回) |
10万2960円 (4290円×24回) |
通話料 (DMMトーク利用時) |
4万3200円 (600円×24回×3台) |
8万6400円 (1200円×24回×3台) |
MNP転出 手数料 |
6000円 (2000円×3台) |
6000円 (2000円×3台) |
事務手数料 (1回のみ) |
9000円 (3000円×3台) |
9000円 (3000円×3台) |
合計 | 16万1160円 | 20万4360円 |
大手キャリア (1万9000円×24回) との差額 |
マイナス29万4840円 | マイナス25万1640円 |
前述のSIMフリースマホ「HUAWEI GR5」を3台一括購入したとしても、端末代金は10万4400円(税別)。毎月30分間通話した場合のコスト総額から端末代金を差し引いても、大手キャリアとは19万円以上の差額がある。もちろん、今まで使っていた端末をそのまま使ったり、子供におさがりとして渡すのもいいだろう。これだけの金額を浮かせらるなら、家族でちょっとした旅行に行けるはずだ。
このように「DMM mobile」のプランはひとりで使うよりも、家族で使うほうがお得感がグッと高くなる。通信費を安く抑えたい家庭にはうってつけなのだ。
ドコモのサービスエリアが使えてサクサクつながる
「DMM mobile」の料金がここまで安いのは、NTTドコモのXi/FOMA回線をレンタルしてサービスを提供しているからだ。通信設備に投資する必要がないぶんコストが抑えられ、その結果としてリーズナブルなプランを実現している。価格が安いからといってつながりにくいことはなく、NTTドコモの回線を利用できる地域なら「DMM mobile」もつながると考えていい。
通信速度は下り最大300Mbps、上り最大50Mbpsに対応している(高速通信時)。ただしこれはあくまでも理論上の数値で、実際には利用している端末や時間帯などによって変化する点に注意していただきたい。なおライトプランを利用している場合や月々のデータ通信容量を超過した場合は、通信速度は200Kbpsとなる。
データ通信容量3GBなら動画を約1425分再生可能!
フィーチャーフォンからスマホへの乗り換えを検討している人にとっては、月々に決められたデータ通信容量でどれだけ使えるのかイメージしにくいかもしれない。「DMM mobile」が公開している「通信量の目安」によると、3GBの容量ならDMMの約5分間の動画(容量10.5MB)を285回(1425分)再生できるとのこと。300文字のメールなら、約61万4400通も送れる。サービスやアプリの内容によって容量は変化するものの、一般的な使い方なら3GB、比較的ガッツリ使う人でも5GBあれば十分だといえる。
データ通信容量3GBでここまでできる!(「通信量の目安」より抜粋) | |
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動画・アニメの再生 (DMMで約5分間の動画を視聴した場合) |
約285回(1425分) |
ウェブページの表示 (DMMトップページ) |
約1万3017回 |
メールの送信 (300文字のテキストメール) |
約61万4400回 |
ネット電話 (Skypeテストコール3分間) |
約5590分 |
地図の表示 (Google Mapで東京23区を表示拡大) |
約4196回 |