このページの本文へ

顧客自身での管理環境が不要に

ネットワン、NWログ・設定情報の自動保管サービス「DIMS」

2016年03月14日 11時30分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ネットワンシステムズは3月14日、ネットワーク機器の設定情報やログ情報を自動管理するサービス「DIMS(Device Information Management Service)」を発表した。おもに大規模企業・官公庁・自治体に向けて、4月1日から販売する。目標売上は3年間で4億円。

 近年、IT部門では運用コストの削減とシステムの安定稼働の両立が強く求められている。そんな課題を解結するため、DIMSでは以下2機能を提供する。

DIMS概要図

 (1)機器設定情報とログ情報の自動的な保管。ネットワンから貸与する専用の情報収集サーバーが、サービス対象のネットワーク機器の設定・ログ情報を定期的にデータセンターにアップロードして自動保管し、専用のサービスポータルから顧客が各情報をダウンロードして利用できる。

 (2)メールを介した機器情報の取得(特許出願中)。問題発生時に顧客から連絡を受け、保守サービスに基づいて、ネットァンの遠隔監視運用サービス担当者が、顧客のネットワーク環境に直接アクセスすることなく、メールを介して該当機器の最新情報を安全・迅速に取得する。

 これにより、顧客自社内での機器設定・ログ情報の管理環境が不要となり、運用管理コストを削減するという。また、問題発生時にはDIMSとネットワンの保守サービスを連携させることで、保管している機器設定・ログ情報と、新たに取得する機器情報を組み合わせて原因解析するほか、機器障害と判定した際には既存の設定情報を代替機に反映し、復旧時間を大幅に短縮する。

 導入も容易とのことで、顧客側で準備が必要な要素は、情報収集サーバーの設置と情報収集サーバーへのメールアドレスの付与のみ。また、ネットワンの担当者は、顧客機器に直接アクセスしないことから、専用線やVPN接続によるネットワークの変更やファイアウォールポリシーを変更する必要もないという。

 サービス販売当初の対象機器は、シスコ製のネットワーク機器群。ネットワンの保守サービス対象外の機器も管理機能の対象に含めるほか、今後、他社製品の機器やサーバー・ストレージなどにも対応していく予定。価格は月額10万円(税別)。契約期間は年単位、初期費用なし。

■関連サイト

カテゴリートップへ

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    “VMwareショック”余波、IaaSベンダー撤退も/本音は「拒否したい」時間外の業務連絡/IT部門のデータメンテ疲れの声、ほか

  2. 2位

    データセンター

    首都圏のデータセンター枯渇、電力コストの高騰、エンジニア不足 課題から考える最新データセンター選び

  3. 3位

    デジタル

    なぜ大企業でkintoneの導入が増えているのか? DX推進と「脱・属人化」を実現するエンプラパートナーに聞いた

  4. 4位

    TECH

    【提言】「VPNの安全性」が通用しない時代 ZTNAへの困難な移行を経営層はサポートせよ

  5. 5位

    TECH

    自律的に動けないメンバーを持つくらいなら、一人で全部やったほうが幸せに働ける「管理職の憂鬱」に関する調査

  6. 6位

    TECH

    IT人材の約半数が「静かな退職」 正当に評価されないし心身の健康を優先

  7. 7位

    デジタル

    地方テレビ局が生成AIで記事作成を爆速に でもその裏で“10倍増えた”業務とは?

  8. 8位

    ビジネス

    トヨタ自動車はBacklogのAIアシスタントをこう使っている “現場の知見”を貯めるAI用データベースに

  9. 9位

    ビジネス・開発

    “保守地獄”からSEを解放する 富士通がソフトウェア改修の全工程をマルチエージェントで自動化

  10. 10位

    ビジネス

    行政DXを超え、デジタルで市民の力を引き出す“地域社会DX”へ 兵庫県豊岡市の挑戦

集計期間:
2026年02月24日~2026年03月02日
  • 角川アスキー総合研究所