FRIL、海外ブランドの個人バイヤーを認定する制度

　Fablicは3月8日、ファッションに特化したフリマアプリ「FRIL（フリル）」は、海外ブランドを取り扱う個人バイヤーを認定する「FRILプレミアムバイヤー制度」を開始した。

　ユーザーに海外ブランド品を安心して購入してもらうことを目的に開始する。具体的に、同制度を通じて安心してユーザーに利用してもらう施策として、4月末までの期間「FRILプレミアムバイヤー」から商品を購入した際、万が一偽造品が含まれていた場合に商品代金をフリルが保証するほか、返品も可能にする。

　背景には、海外ブランドについてフリルユーザー1075人を対象に調査したところ、9割のユーザーが「いま海外ブランドがほしい」と回答した。一方で価格については、直営店は「高い」と感じるユーザーが多く、海外で購入するかアウトレットで購入することで「安い」と感じていることが分かった。ただ、直営店以外で新品の海外ブランドアイテムを購入するときに心配になることについて質問したところ、9割以上が「偽造品」と回答。中でもネット通販への不安が高く、安心➗安全に購入できる仕組みが求められていたという。

　今回の制度により、これまでは日本国内では入手困難だった海外ブランド品を安心・安全に購入することが可能となる。それによりこれまで偽造品などを恐れ、ネットでの海外ブランド品の購入に消極的だった層を取り込むことで、個人間取引における海外ブランド品市場を活性化させる考え。

　3月8日～4月8日の期間、ユーザーへの販売促進を目的にFRILプレミアムバイヤーのショップを集めた特集ページ「FRIL WORLD MARCHE」も開設する。