日本ヒューレット・パッカードは2月29日、タブレット「HP Elite x2 1012 G1」の法人向けモデルを発売した。
12型タブレットで、ディスプレーがWUXGA+解像度(1920×1280ドット)。およそ8mmの薄さと、最大150度まで角度が調整できるキックスタンドが特徴。米軍調達基準(MIL-STD 810G)試験に適合する耐久性能もそなえているとしている。インターフェースとしては、USB Type-CとフルサイズのUSB 3.0の両方のポートを搭載する。2015年の12月に発表済みだったモデルで、洗練されたデザインと機能性や、耐久性などから注目を集めていた。発表時より「ビジネス向け」と銘打たれており、個人向けモデルより先行して法人向けモデルの発売が発表された。
標準搭載の「HP Active Pen」は、2048階調の筆圧を感知するワコムの新方式 「アクティブ静電結合方式(AES)」を採用。またオプションで用意されるバックライト付き薄型キーボード「HP Travel Keyboard」は、1.5mmのキーストロークを確保している。
ラインアップは、「M3-6Y30」搭載の「128GB Windows 10 Home搭載モデル」と「128GB Windows 10 Pro搭載モデル」、「M5-6Y54」搭載の「128GB Windows 10 Pro搭載モデル」の3機種。直販価格は10万7784円から。