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スカイ365やサーバーワークスなどもフル活用

テラスカイ、SAPのクラウド化を加速する新会社BeeX設立

2016年02月16日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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2月15日、テラスカイはSAPソフトウェア基盤を専業で手がける新会社BeeX(ビーエックス)の設立を発表した。SAP on クラウドのスペシャリストを数多く擁するほか、スカイ365やサーバーワークスなどのリソースもフル活用し、SAPのクラウド移行と安定運用を実現するという。

企画から運用までを一気通貫で提供できる

 BeeXは、SAPのソフトウェア基盤のクラウドインテグレーションやオーケストレーションを提供する新会社。「花を渡り歩き、実を付ける媒体」であるBee(蜂)と「Excited」「Extract」「Extraordinary」を意味するXを組み合わせたのが社名の由来になる。「ポストモダンERP」を標榜し、Amazon Web Servicesを中心にMicrosoft Azure、SAP HANA Enterprise CloudやSAP HANA Cloud Platformなどのクラウドサービスに最適化された基盤の構築を専門で行なうという。

基盤のクラウド化によるポストモダンERPの実現

 BeeX 副社長兼CTOの広木太氏は、国内のSAP on クラウドの構築・移行・保守に長らく携わってきた人物。「SAPをクラウドに持っていくという点ではトップクラスのエンジニアが揃っている」(広木氏)とのことで、スペシャリストの厚さが大きな売りになるという。

テラスカイ社長の佐藤秀哉氏とBeeX 副社長兼CTO 広木太氏

 また、SAPソフトウェアを安定して利用するため、テラスカイの子会社であるスカイ365のMSPサービスによって、24時間365日のサポートを提供。グループ会社のサーバーワークスの「Cloud Automator」を用いた運用自動化を実現する。「SAPの市場は非常に大きい。われわれらしいSAPとの関わり方をずっと考えてきた」と語るテラスカイ社長の佐藤秀哉氏。テラスカイが培ってきたクラウドインテグレーション能力、サーバーワークスのAWS構築・運用のノウハウ、そしてスカイ365でのサポートスキルをフル動員することで、「企画から運用までテラスカイが一気通貫で提供できる」(佐藤氏)とアピールする。

BeeXの提供サービス

 同社では、国内のSAP導入企業は約2000社で、このうち半分が2020年までに基盤を刷新。そのうち半分がパブリッククラウドに移行すると見込んでいる。こうした中、既存のSAPユーザーのクラウド移行を高い技術力で推進するのが、新会社設立の意義だ。「最初はAWSが主戦場になると思う」(佐藤氏)とのことで、まずは20名程度の陣容でスタートし、サーバーワークスやスカイ365と連携しながら、案件を進めていくという。

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