「URLをツイートするだけで、自作ゲームを遊んでもらえる」
続いて登壇したKADOKAWAエンターブレイン事業局 ソフトサービス開発部 パートナーアライアンス課の一之瀬 裕之氏は、RPGツクール MVの特徴は「SNSなどで自作ゲームが拡散しやすいこと」と説明。「URLをツイートするだけで自作ゲームを遊んでもらえる。ゲームが広がれば実況動画も増えやすく、さらにコンテンツ自体のファンも増える。過去、ツクール製ゲームがファンの増加にともなってメディアミックス化した例もある(「青鬼」「死臭」など)」という。
一之瀬氏は、新機能「不要素材の削除ツール」「画像・音声素材簡易暗号化ツール」「キャラクター生成ツール」などを今後のアップデートで配布することも発表。第一弾アップデートが2016年2月初旬、第二弾が2016年4月初旬を予定する。
今後の展開―全国大会の実施、ゲーム投稿サイトの開設も
スパイク・チュンソフト 海外事業グループ ゼネラルマネジャーの飯塚 康弘氏は、「ツクラー」人口を増やすための施策として「世界同一の作成環境」「IP素材」「アカデミー施策」を提供すると説明した。「ツクールはただの道具だと思っている。道具を楽しく使ってもらうための環境を作ることが我々の義務」との考えを明かし、プレゼンを締めくくった。
最後に、RPGツクール MV製ゲーム投稿サイトを2016年春に開設することも発表。これは、カドカワ ゲーム情報ポータブル事業本部 新規サービス部サービス企画セクションの田村 幸一氏と、ドワンゴ 企画運営本部 フロンティア企画部 ゲーム制作セクションの斉藤 大地氏が明らかにしたもの。イベントに参加したツクラーに対し「みなさんの作品を多くのニコニコユーザーに遊んでもらうチャンスだ」と語っていた。
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