(株)エンターブレインは9日、Windows用RPG作成ソフト「RPGツクール VX」(アールピージーツクール ブイエックス)を12月27日に発売すると発表した。価格は1万290円。
RPGツクール VXは、従来スクリプト編集で作成していたイベントの多くをコマンド選択方式で作成できるようになり、初心者にもゲームを作成しやすくしたのが特徴。具体的には、宝箱や扉などのイベントを1コマンドで設定できるようになったり、顔グラフィックを表示する会話シーンもイベントコマンドで設定できるようになった。
また、サイズと壁/床の画像を選択するだけでダンジョンを自動生成する機能を搭載して、簡単にダンジョンを作れるようになった。マップ作成時に隣接する地形を自動生成する「オートタイル機能」も強化され、手軽にオリジナルマップを作れるようになっている。また、主人公がダッシュで移動できる機能も追加された。さらに、描画速度が毎秒30フレームから60フレームに強化され、画面の動きがより滑らかになった。
対応OSはWindows Vista/XP/2000。対応機種は、Pentium III(1.0GHz)以上のCPU(Pentium 4(2.0GHz)以上を推奨)と、256MB以上のメモリー(512MB以上を推奨)を搭載したPC/AT互換機。