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ネットアップ「Data Fabric」の価値をみんなで考えてみた 第4回

大手製造メーカーの営業が考えたData Fabricの価値

グローバル化とガナバンスに悩む製造業にData Fabricを薦めたい

2016年01月14日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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製造営業部の中で、大手メーカーのハイタッチ営業を担当する山岸政俊氏。Data Fabricの価値をエンタープライズの顧客に直接提案する立場として、クラウドに向き合う製造業のマインドセットやData Fabricの価値を聞いた。

ネットアップ エンタープライズ事業本部 製造営業部 アカウントマネージャー 山岸政俊氏

製造業はデータをクラウドに出すことに抵抗感を持っている

私の担当するある大手メーカーは、メインのストレージとしてネットアップをお使いいただいており、かなりのビッグユーザーです。もともと外部調達していた部品を内製化に切り替え、コストとクオリティのコントロールを実現されている様な企業文化をお持ちの企業ですので、内製化志向が強い。そのため、システムはほぼオンプレミスで、クラウドへの移行もまだ検討段階です。

製造業という職種で考えると、データをクラウドに出すということに対してまだまだ抵抗感があるようです。たとえばHPCなどは短い時間で大量のリソースを消費するので、従量課金のクラウドを使いたいというニーズがありますが、それですらデータを外に出すのは難しい状況。クリティカルなビジネスデータはオンプレミスで持ちたいというニーズが高いんです。

一方で、コスト削減や迅速性も必要になるので、外のクラウドをどうやって活用したらよいのか、模索している状態です。私が担当しているお客様でも特に販売系の国内、及び海外のグループ会社は迅速性を重視しており、クラウドを積極的に使おうという流れになっています。また、私がタッチしているのは、いわゆるIT部門ですが、事業部門が個別にB2BやB2Cサービスを展開しているところも増えています。その場合は、事業部門でシステムを持つというケースもあります。

コンセプトを超えた実務への落とし込みが必要

このようにグローバルで展開していたり、事業部門がシステムを抱えているような場合、同じメーカーでありながら、社内のニーズ自体が異なります。その大手メーカーでも、海外のグループ会社や事業部門のITに対してどのようにガバナンスを効かせながら、共通のインフラを使ってもらうか、腐心されています。他の製造業も同じような悩みを持たれているのではないでしょうか? ちょうど過渡期だと思います。

グローバルで展開しているお客様では、ガバナンスを統合すべきところ、統合が難しいところを検討しています。インフラやデータなどはやはりグローバルで統合すべきですし、コントロールをきちんと確保しなけければなりません。データ管理がきちんと統合できるアーキテクチャをネットアップとして提供できれば、置く場所はオンプレミスでも、クラウドでも問題ないと考えています。これを実現するための思想として、Data Fabricはとてもわかりやすいメッセージだと思っています。

お客様にお話しすると、Data Fabricのコンセプトは素晴らしいと言ってもらえます。Data Fabricとして、お客様のデータを格納し、移動できる器はできたとも思います。でも、営業としては、この器を実務に落とし込んだデザインをお客様に納得してもらう必要があります。これは、お客様のビジネスを理解しなければできません。Data Fabricを納得して導入してもらうには、コンセプトを超えた実務へのマッピングが今後の課題になると思います。

「NetApp Innovation 2016」が東京、大阪、名古屋で開催

 

国内最大のストレージイベント「NetApp Innovation」が今年も東京、大阪、名古屋で開催される。今年のテーマは「データ ファブリックへようこそ」。未来につながるデータ管理のビジョンであるデータ ファブリックの概念を紹介すると共に、データ ファブリックが実現する3つのテーマを分科会セッションやさまざまな展示コンテンツを通して紹介する。

詳細はこちら

(提供:ネットアップ)

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  • 角川アスキー総合研究所