FASストレージを中心に、オンプレミスとAzureクラウドとをハイブリッドにつなぐ
ネットアップ、Azure対応の「NetApp Private Storage」国内発表
2015年01月28日 06時00分更新
ネットアップは1月26日、「NetApp Private Storage(NPS) for Microsoft Azure」の国内提供開始を発表した。「Azure ExpressRoute」対応のコロケーション施設に配置した自社のNetAppストレージとAzureとを専用回線で接続し、シームレスなハイブリッドクラウド環境を構築するソリューション。
NPSは、顧客のオンプレミス環境/データセンターにあるNetApp(FAS)ストレージと、コロケーション施設に設置されたFASストレージとをSnapMirror技術で同期させることで、柔軟かつ俊敏なハイブリッドクラウド環境を実現するソリューション(関連記事)。すでにAmazon Web Services(AWS)対応のNPSを提供しているが、今回新たにMicrosoft Azureにも対応した。
NPS for Microsoft Azureを活用することで、需要の変動に応じてオンプレミス/プライベートクラウドとAzureクラウドとの間でワークロードを柔軟に移動できる。また、オンプレミス環境で開発/テストしたアプリケーションを、Azureの本番環境で即座に公開するようなことも可能になる。
なお提供開始日や価格などの詳細については、ネットアップの国内パートナー、およびExpressRoute対応コロケーションサービス事業者から順次発表される。