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キーボード入力した個人情報を暗号化

ネットバンキング保護は急務、「ESET」最新V9.0の新機能

2015年12月08日 18時37分更新

文● 鈴木誠史/ASCII

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左から、キヤノンITソリューションズの山本 昇氏、ESET CRO(ウイルスラボ責任者)ユライ・マルホ氏、ESET ASIA セールス/マーケティング ディレクター パーヴィンダー・ワリア氏

 キヤノンITソリューションズは12月8日、セキュリティー対策ソフト「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」の新バージョンである「ESET Smart Security V9.0」を発表した。2016年2月から提供を開始する。

「ESET Smart Security V9.0」を収録する、「ESETファミリーセキュリティ」

 ESET Smart Security V9.0は、ウイルス・スパイウェア対策、フィッシング対策、迷惑メール対策などの機能を備える総合セキュリティーソフトだ。本バージョンでは「インターネットバンキング保護機能」を新搭載し、キーボードから入力したアカウント情報を盗む攻撃に対応した。インターネットバンキングやオンラインショッピングサイトにアクセスする際に保護状態のブラウザーが起動し、キーボード入力したIDやパスワード、クレジットカード情報などのデータを自動的に暗号化する。対応ブラウザーはInternet Explorer 8以上、Google Chrome 30以上、Firefox 24以上。

「インターネットバンキング保護機能」を搭載。インターネットバンキングへのアクセス時に、保護状態のブラウザーが起動する

 ボットネットプロテクションの機能強化も行なった。PC上で動作するプロセスと外部の通信を監視してボットを検出する機能に加え、不正な通信パターンを定義したデータベースを利用することで、悪意のある通信をより確実に検知し遮断できるという。

 直販価格は、5台まで利用できる「ESETファミリーセキュリティ1年版」が6264円(3年版は7344円)。1台まで利用できる「ESETパーソナルセキュリティ1年版」が3456円だ(同3年版は5184円)。

 対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista/XP/XP Professional x64 Edition。新バージョンの記者発表会に登壇したESET CRO ユライ・マルホ氏は、対応OSについて「Windows XPのサポートは2017年まで行なう予定。ユーザーの多い日本ではさらに延長する可能性を検討している」と説明した。

 また、キヤノンITソリューションズ プロダクトソリューション事業本部 プロダクト企画センター センター長の山本 昇氏は、新バージョンについて「ここ数年で深刻化したネットバンクの不正利用対策は急務であり、インターネットバンキング保護機能は有効だと考えている。ESETの機能強化と合わせて『マルウェア情報局』での発信も行なっていく」と説明した。

2015年は「インターネットバンキングやクレジットカード情報の不正利用」がセキュリティー10大脅威の1位に

キヤノンITソリューションズでは、マルウェア関連のニュース発信を行なっている

 プログラムの提供開始に先立ち、12月8日からモニター版プログラムの無償提供を開始することも発表した。2016年1月31日までに評価レポートを提出した人のうち、抽選で100名に「ESETファミリーセキュリティ」の1年間使用権を提供する。

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