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オススメ! 「Surface Pro 4」は“買い”だ!!

2015年12月09日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●ハイサイ比嘉

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「Surface Pro 4」は、
Core i5でも高いパフォーマンスを実現

 続いて、Surface Pro 4のパフォーマンス面についてだ。今回試用したのはCPUにCore i5-6300U(2.40GHz)を搭載したモデルで、メモリー容量は8GB、ストレージは256GB SSDという構成になっている。Core i7を搭載したモデルは12月中に発送されるとのことだが、現時点では今回試用したモデルがもっとも人気が出ると思われる。

 Windows 10の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果については、以下の表のとおりだ。Windows 10ではDirect 3Dのテストが正常に行なわれないため、「ゲーム用グラフィックス」のスコアは考えなくてもOK。「グラフィックス」のスコアはやや低めではあるものの、そのほかのスコアは総じて高めだ。Windows 10については、快適に利用できると考えていい。

試用機のWindowsシステム評価ツールの結果(Windows エクスペリエンス インデックス)
試用機のWindowsシステム評価ツールの結果
(Windows エクスペリエンス インデックス)
プロセッサ 7.5
メモリ 7.9
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス -
プライマリハードディスク 8.75

Core i5-6300Uは
Broadwell世代のCore i7-5500Uに匹敵!?

 CPUの処理性能を計測する「CINEBENCH」でも、かなり高めの結果が出ている。筆者がこれまで試してきた範囲でいえば、Core i5-6300UはBroadwell世代のCore i7-5500Uに匹敵するほどの性能を備えている印象だ。

「CINEBENCH R15.0」(左)と「CINEBENCH R11.5」(右)のベンチマーク結果

弱点は搭載SSD。シーケンシャルリードが1491MB/秒、
シーケンシャルライトが311.7MB/秒

 ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリード(Seq Q32T1)が1491MB/秒という結果だった。かなり高速ではあるものの、その反面シーケンシャルライトが311.7MB/秒と遅くなっている。コントロールパネルでストレージを確認してみると「NVMe SAMSUNG MZFLV256」と表示されているのだが、性能的に「SAMSUNG PM951」が使われていると考えていいだろう。今回は256GB SSDでこの結果となったが、容量の少ない128GB SSDでは、アクセス速度がさらに低下する可能性がある。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果
コントロールパネルではストレージは「NVMe SAMSUNG MZFLV256」と表示されている

PCの総合的な性能を計測する「PCMark 8」も十分な結果

 PCの総合的な性能を計測する「PCMark 8」では、以下のような結果となった。Core i5搭載モデルであることを考えれば、十分な結果だと言える。

日常的な作業の快適さを計測する「PCMark 8」の「Home conventinal 3.0」ベンチマーク結果ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを表わす「PCMark 8」の「Creative conventinal 3.0」ベンチマーク結果

 「PCMark 8」実行中のCPU温度やクロック数を表わすグラフを見てみると、CPUの温度は50度前後を推移しているものの、動作周波数がかなり細かく調整されていることがわかる。おそらくクロックを一時的に下げることで、CPUの発熱を抑えているのだろう。Surface Pro 3では発熱によってCPUのクロックが下がるサーマルスロットリングの症状が見られたが、Surface Pro 4では発熱によるパフォーマンスの低下は見られないようだ。

「PCMark 8」実行中のCPUの温度と動作周波数を表わすグラフ。上の画像が「Home conventinal 3.0」実行時で、下の画像が「Creative conventinal 3.0」実行時のもの

 比較的負荷の高い場面で動作周波数が一瞬ガクッと下がっているのが見受けられるが、クロックダウンするのは一瞬であるため、全体的なパフォーマンスにはあまり影響がないかもしれない。

FF14ベンチを実行中にCPUの温度とクロックをモニタリングしてみたところ、温度は最大でも61度だった。クロックについては、ほんの一瞬だけ下がる場面がたびたびあり、大きく下がるときは500MHz付近まで低下する

3D性能を計測する「3DMark」は、比較的高めの結果

 3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高い「Fire Strike」(DirectX 11相当)で「857」というスコアだった。CPU内蔵のグラフィックス機能としては、比較的高めの結果だ。

「3DMark」ベンチマーク結果

予想以上の好成績となったゲーム系ベンチマーク

 ゲーム系ベンチマークでは、予想以上に高めのスコアが出ている。「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では解像度1280×720ドットの標準品質で「5964」の「快適」という評価だった。1920×1080ドットではスコアが大きく落ちるものの、問題なくプレーできそうな結果だ。

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果
「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」ベンチマーク結果
種別 1280×720ドット 1920×1080ドット
標準品質 5964(快適) 4417(普通)
最高品質 5367(快適) 3470(普通)

 「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、解像度1280×720ドットの標準品質で「4916」の「快適」という評価だった。画質を調整すれば、フルHDの解像度でも問題なくプレーできるだろう。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」ベンチマーク結果
「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」ベンチマーク結果
種別 1280×720ドット 1920×1080ドット
標準品質(ノートPC) 4916(快適) 2790(やや快適)
最高品質 2412(普通) 1323(設定変更が必要)

 Surface Pro 4ではCPU内蔵のグラフィックス機能がIntel HD Graphics 520にアップグレードした点や発熱の問題が改善されたこともあり、パフォーマンスが大きく向上している。Core i7ならより高いパフォーマンスを期待できるが、Core i5でも十分な性能だといえるだろう。

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