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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第23回

3000円でお釣りがくるけど人気のあるウェブカムを試す

2015年12月08日 12時00分更新

文● 織野至

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ごくごくフツーゆえに使い勝手がいい
アプリは自動画質補正やサウンド補正も搭載

 ロジクール HD WEDCAM C270を使用していてわかったことが、フツーすぎて逆に用途に対してピッタリとハマることだ。

 Skypeで使用するにしても、ストリーミング配信するにしても、サブとして十分に役立ってくれる。そのため、気になったのであれば、過度の期待をしないのであれば、十分に満足できるものと思われる。

写真の設置が主な使い道だが、手元だけを映したり、室内監視用にしたりと小型で低価格な分、精神的な障壁は少なく、あれこれ試せるともいえる

写真の設置が主な使い道だが、手元だけを映したり、室内監視用にしたりと小型で低価格な分、精神的な障壁は少なく、あれこれ試せるともいえる

 さて、アプリケーションを見てみよう。カメラの画質調整といった機能が主だが、ロジクールウェブカメラソフトウェアでの最小限の設定だけは、初回に済ませておきたい。

 また、本アプリケーションをインストールしていると、自動画質補正「Logicool RightLight」、サウンド補正「Logicool RightSound」を使用可能になる。仕様としては複雑ではないので、以下、スクリーショットで主な機能を見てみよう。

メインメニュー。アスペクト比や静止画解像度(最大3MP)、各種機能のオン/オフ、静止画/動画の切り替えなどが行なえる。「フェースを追従」は顔追従で、機能としてはそのままだ。また、ビデオに切り替えている場合はマイクデバイスの選択にも対応する

メインメニュー。アスペクト比や静止画解像度(最大3MP)、各種機能のオン/オフ、静止画/動画の切り替えなどが行なえる。「フェースを追従」は顔追従で、機能としてはそのままだ。また、ビデオに切り替えている場合はマイクデバイスの選択にも対応する

メインメニューの詳細設定を開いたところ。デフォルトではRightLightがオンになっており、カメラ任せでいい。ゲイン(ホワイトバランス)は見たままというよりは、厳密に白色を取ろうとする挙動なので、使用する場所が固定されているのであれば、手動調整してもいいだろう

メインメニューの詳細設定を開いたところ。デフォルトではRightLightがオンになっており、カメラ任せでいい。ゲイン(ホワイトバランス)は見たままというよりは、厳密に白色を取ろうとする挙動なので、使用する場所が固定されているのであれば、手動調整してもいいだろう

環境設定。一般タブにはアイコンをシステムトレイに表示するかどうかいったメニューがある

環境設定。一般タブにはアイコンをシステムトレイに表示するかどうかいったメニューがある

クイックキャプチャの設定は、ロジクールウェブカメラソフトウェアを使用してSNSなどに投稿するための設定だ。自撮り用として使える画質ではあるので、使い方次第だろうか

クイックキャプチャの設定は、ロジクールウェブカメラソフトウェアを使用してSNSなどに投稿するための設定だ。自撮り用として使える画質ではあるので、使い方次第だろうか

RightLightの補正のテスト。左がRightLightオン、右が手動調整。LEDシーリングライト環境下におけるもの。最大輝度でもやや色が不安気であるので、しばらくRightLightオンで使用したら調整してみるといい

ほかのアプリケーションでの使用ももちろんOK

 ロジクール HD WEDCAM C270は低価格ながら使い勝手がよく、画質はそこそこでとりあえずウェブカムをサブとしてほしいといった場合には、ジャストな製品だと感じた。

 主な用途はインスタントメッセンジャー向けだが、動画配信用にもOKだし、あまっているPCで室内監視システムを組み上げる用にも活用できる。直販価格は2000円を超えるが、量販店などでの実売価格は1800円前後とお手頃なので、持っておいて損のない製品だといえる。

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