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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第23回

3000円でお釣りがくるけど人気のあるウェブカムを試す

2015年12月08日 12時00分更新

文● 織野至

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ロジクール HD WEDCAM C270

ロジクール HD WEDCAM C270

 ノートカメラのディスプレーにカメラが搭載されることは珍しくなくなっているが、それとは別にウェブカムのカテゴリーは以前として人気だ。

 SkypeやGoogle Hangouts、Yahoo! Messengerといったインスタントメッセンジャー、テレビ電話/会議といった用途のほか、あまっているPCを利用して室内の様子を出先から確認するときにも活用できる。

 また、最近ではストリーミング配信用としても不可欠なものだといえるだろう。そこで今回は、直販価格 2250円(税抜)で入手できるロジクール「HD WEDCAM C270」をチェックしていく。アマゾンやBCNランキングなどで売り上げ1位となっている売れ筋モデルだ。

コンパクトかつ取付が楽な作りが人気なのか!?

 担当編集が本製品を選んだ理由は「ウェブカム部門で人気だから」。HD WEDCAM C270は、300万画素のカメラを搭載し、720pでの映像を記録できるもので、ウェブカムのなかでは高性能というわけではない。しかし売れている周辺機器であり、どういった部分が受けているのか気になったわけだ。

 まず、HD WEDCAM C270の外観を見ると、正面にカメラとマイクとシンプルなものとなっている。マイクもシングル仕様で、通話のスピーカーもない。

 サイズは70×69×32mmと比較的小型で、重量も71gと軽い。ではレンズ性能だからだろうか? レンズは60度で最短焦点距離40cmと、これも目立ったものではない。

正面に720p対応のカメラとマイクがある。マイクはソフトウェアでのノイズキャンセリングに対応。またカメラ使用時にはカメラ横のLEDが点灯する

正面に720p対応のカメラとマイクがある。マイクはソフトウェアでのノイズキャンセリングに対応。またカメラ使用時にはカメラ横のLEDが点灯する

 外観をよく見ると、スタンド部分が可動式だと気がつく。可動部は2つあり、ディスプレーの上にしっかりと設置できるほか、自立させたり、角にひっかけたりできる。

 また、スタンドをフラットな状態にもできるため、テープなどで都合のいい場所に固定することもしやすい。このあたりの自由度の高さから人気である可能性がある。

 たとえば、実況配信をするとした場合、カメラの位置は重要だ。なおケーブル長は1.5m。

スタンド部分は2箇所動くポイントがあり、写真のようにすることもできれば、少し浮かせることもできる

スタンド部分は2箇所動くポイントがあり、写真のようにすることもできれば、少し浮かせることもできる

スタンドを折りたたんだ状態でも使用可能

スタンドを折りたたんだ状態でも使用可能

先と同じ状態だが、カメラ部を上に動かしている

先と同じ状態だが、カメラ部を上に動かしている

テープや結束バンドでどこかに固定というのもやりやすい

テープや結束バンドでどこかに固定というのもやりやすい

カメラユニットの根元にフックがあり、写真のようにディスプレーの厚みに関係なく固定させやすい

カメラユニットの根元にフックがあり、写真のようにディスプレーの厚みに関係なく固定させやすい

(次ページに続く、「ごくごくフツーゆえに使い勝手がいいアプリは自動画質補正やサウンド補正も搭載 」)

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