4K解像度でノングレアタイプの17.3インチ液晶を搭載
SkylakeでUSB Type-Cも搭載!4Kノートでゲームするなら『New ALIENWARE 17』
2015年12月08日 11時00分更新
「New ALIENWARE 17」は、CPUに第6世代のCore i7プロセッサー、GPUにGeForce GTX 980Mを搭載する17.3型ハイスペックゲーミングノートだ。構成が異なる4モデルをラインアップしているが、今回は最上位モデル「New ALIENWARE 17 スプレマシー」が編集部に届いたので、デザインやインターフェースを写真で紹介しよう。
試用機のスペック | |
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製品名 | New ALIENWARE 17 スプレマシー |
実売価格 | 35万9980円(税抜き・送料込) |
CPU | Core i7-6820HK(2.7GHz、最大4.1GHz) |
メインメモリー | 16GB(DDR4-2133MHz) |
ディスプレー(最大解像度) | 17.3型ノングレア IPS液晶(3840×2160ドット) |
グラフィックス機能 | GeForce GTX 980M |
ストレージ | 512GB PCIe SSD+1TB HDD |
光学式ドライブ | ― |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1 |
主なインターフェース | Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0端子×3、HDMI 2.0出力×1、ALIENWARE Graphics Amplifier接続用ポート×1、Bluetooth 4.1、セキュリティースロット |
カードスロット | SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット |
本体サイズ/重量 | 幅430×奥行291.9×高さ34.4mm(概算値)/約3.78kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
あらたにUSB Type-Cコネクターを採用
最新モデルのNew ALIENWARE 17は、天板の近未来感のあるスリットやLED発光部分、宇宙人の顔を模したエンブレムなど、従来モデルとほぼ同一の筐体を採用。サイズは幅430×奥行291.9×高さ34.4mm(概算値)、重量も変わらず約3.78kgとなる。ノートPCとしては非常に大きい部類に入る17型なので、頻繁に持ち運ぶ用途にはマッチしない。基本的には、据え置きノートとして活用することになるだろう。
ディスプレーは17.3型のノングレア IPS液晶(3840×2160ドット)。4K解像度でノングレアタイプの液晶は珍しいが、ゲームによっては頻出するだろう暗めの場面でも画面への映り込みが少ないため、プレイ中の没入感を高めることに一役買ってくれるはずだ。なお、従来モデルではオプションでグレア・ノングレア液晶の選択が可能だったが、今回からすべてのモデルでノングレア液晶のみを採用する。
キーボードはフルサイズで、マクロキー・テンキーつき。従来モデルと同様、右側シフトキー下の方向キーの配置を一段落とすことにより、エンターキー周辺の配置に余裕が生まれる設計を採用している。デスクトップ用キーボードに近い設計で、ストロークの際にしっかりした手ごたえが感じられるのもポイント。マクロキー『Alienware TactX』は、キーボード左側に5つ、テンキー上に4つの計9つを用意。専用アプリ『Alienware Command Center』からそれぞれにキー入力やショートカット、テキストブロックなどを割り当てられるほか、左上のマクロ切り替えキーにより3種類のプリセットを利用できる。プレイするゲームごとに設定を用意しておけば、快適なプレイが楽しめるだろう。
従来から大きな変更がなされたのが、外部接続端子部分。Mini-DisplayPortが削除され、あらたにUSB Type-Cコネクターが搭載に。最大転送速度40Gbpsの超高速転送規格『Thunderbolt 3』やUSB 3.1に対応した。そのほかUSB 3.0端子×3、HDMI 2.0出力×1、セキュリティースロットなどを搭載。従来モデルから引き続き、本体背面には外付けGPUドック『ALIENWARE Graphics Amplifier』との専用接続ポートを備えており、オプションとしてALIENWARE Graphics Amplifierを購入すれば、デスクトップPC用のグラフィックカードの利用も可能だ。
また、ALIENWAREシリーズならではのインパクトある筐体の発光機能も健在。ALIENWARE 17はキーボードやトラックパッド、電源ボタンなど10ヵ所の発光色やパターンをAlienware Command Centerから設定可能。トラックパッドまで発光するPCはなかなか珍しく、ユニークさを求める人にもオススメできる。設定自体は簡単で、電源接続時、バッテリー駆動時のオン/オフ切り替えなどにも対応しているので、自分好みに設定しよう。
なお、ベンチマーク結果は後日掲載予定だ。