機能のわかりやすさは3機種中1番!
HTC Desire 626
ここからは各端末独自の細かな機能について見ていく。HTC Desire 626は、HTC独自のホームUI「SENSE HOME」を採用しており、カスタマイズしやすい。ホーム画面に「BlinkFeed」という機能もあるが、これはニュースをはじめとした情報サイトを選び、最新記事がホーム画面に表示される仕組み。また「らくらくモード」という簡単ホーム画面も用意している。
SIMフリー端末としてありがたいのは、HTCのヘルプ機能として、トラブルを分析するツールアプリがある点。アプリの項目を選ぶことでボタンやセンサーに異常が無いのか調べることが可能だ。
手書きアプリやFMラジオなど、独自アプリも搭載。設定を見ると、ジェスチャー操作やポケットモード(ポケット、バッグに仕舞うと着信音が高くなる機能)と細かい便利機能、省電力設定には「EX省電力モード(画面消灯時に機能する)」もある。初心者を意識しつつわかりやすい操作のものばかりだが、設定自体は豊富にあり、上級者でもいじりがいがありそうだ。
スマホに慣れている人ほど満足な充実機能
ZenFone Selfie
ZenFone SelfieにもASUS独自のアプリが用意されている。たとえば「自動起動マネージャー」はバックグラウンドのアプリをリスト化。自動起動をさせなくしたり、起動しているアプリを停止することなどが簡単に可能だ。
「ZenLink」というフォルダには「PC Link」「Remote Link」「Share Link」と周辺デジタル機器との連携アプリが揃い、カメラを活かしたデジタルスケール「Laser Ruler」も便利そうだ。ただ、初心者向けのホームUI「簡単モード」やキッズモードはあるものの、「これなんのアプリ?」と感じたり、起動しても使い方が分かりづらいものがあったりと、全体的にスマホに慣れている人向きという印象がある。
省電力設定には「パフォーマンスモード」「バランスモード」「スマート節約モード」「超省電力モード」と4タイプの設定があり、さらにこここから手動で設定を変更できる。
ZenFoneシリーズではおなじみの詳細な画面設定、手書きノート、就寝中に機能を抑える「おやすみモード」、各種ジェスチャー操作と、スペックが高い機種だけにとても充実している。初心者よりも中上級者向きという面もあったが、逆に言えばASCII.jpの読者にとっては適している端末とも言えそうだ。
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