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コンパクトボディで防水防塵、指紋認証や有機ELの美しい画面も魅力

普段使いにこの1台! 手になじむ約5.0インチスマホ「arrows Fit F-01H」

2015年12月08日 11時30分更新

文● 村元正剛、編集●ハイサイ比嘉

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静止画・動画が美しい有機ELディスプレイ

 約5.0インチのディスプレイの解像度はHD(720×1280ピクセル)。多くのスマートフォンが搭載する液晶(LCD)ではなく、有機ELを採用している。有機ELとは、自ら発光する有機化合物を用いたディスプレイで、高コントラストで発色が良く、視野角が広いなどの特徴を備える。

 arrows Fit F-01Hの有機ELディスプレイは、NTSC比100%超の鮮やかな色調を実現し、液晶を用いた従来モデルより色再現範囲も広がっている。赤や緑などが含まれる色鮮やかな画像を表示した際に、その恩恵を感じられるはずだ。

高輝度・広視野角の有機ELディスプレイを搭載

 しかも視野角が広いので、ナナメから見ても鮮明な視認性が得られることも利点。スマートフォンで撮った写真を家族や友人に見せたり、恋人と一緒に動画を楽しむといったときにも重宝しそうだ。一般的な液晶ディスプレイに比べて応答速度が速く、動きの速い動画でもブレずに表示できることもメリットだ。

 さらに、屋外で使用する際の視認性をより向上させる「スーパークリアモード」も搭載している。これは、内蔵センサーが屋外にいることを検知し、輝度やコントラストが自動で最適化されるという便利機能だ。太陽光が画面に反射して見づらいといった場合は、この「スーパークリアモード」をオンにするといいだろう。

屋外での視認性を向上させる「スーパークリアモード」を搭載

照明に合わせた色補正が行なわれる「インテリカラー」など、画質調整機能も充実

 フォントは「UD新丸ゴ」と「モトヤLマルベル3等幅」の2種類から選べ、フォントサイズは4サイズから選べる。初期設定されている「UD新丸ゴ」は、ユニバーサルデザインの書体で、細かい文字もはっきり表示される。

 軽やかなタッチでもキビキビと反応し、指がひっかかったり、妙に滑ったりすることもなく、タッチ感度はちょうどいい印象。手袋をつけていても操作ができる「手袋タッチ」モードを搭載し、通知パネルでオン・オフ操作が可能だ。

見やすさを重視して選ばれた2種類のフォントを採用

「手袋タッチ」は通知パネルのアイコンをタップするだけでオンに

充電忘れ、急な出張や外出でも安心、
3日間使えるバッテリー

 arrows Fit F-01Hのバッテリー容量は2330mAh。取り外せない内蔵型だ。約5.0インチ画面のスマートフォンとしては標準的な容量だが、なんと約82.4時間の実使用時間(NTTドコモの発表値)を実現している。つまり、標準的な使い方であれば、3日以上使い続けられるということだ。

 筆者は、毎朝フル充電で持ち出して使っていたが、夜の帰宅時に70%以上も残っていることが多かった。長時間動画を見たり、ゲームをしたりしないのであれば、3日間は余裕で持つだろう。ネット利用が多いヘヴィユーザーでも2日間は使い続けられるのではないかと思う。

arrows Fitの電池管理メニュー

 ディスプレイの輝度やパフォーマンスを制御する「バッテリーセーバー」機能もあり、これをオンにすると、より電池を長持ちさせることも可能。災害などの緊急時に、使える機能を絞って、電池をさらに長持ちさせる「非常用節電モード」も搭載している。

「バッテリーセーバー」は、「電池使用量」→「メニュー」から設定可能。電池残量が5%または15%になった場合に起動する設定も可能だ

「非常用節電モード」は、電源ボタンの長押しから起動できる

「非常用節電モード」にすると、電話やメール、マップなど、利用できる機能が制限される

急速充電対応だから、
朝の準備中にしっかり充電できる

 急速充電に対応しているので、夜に充電し忘れても、通勤・通学準備中の朝のわずかな時間で、その日に必要な電池容量を充電できることも魅力。ただし、急速充電には対応のACアダプタ(NTTドコモが販売する「ACアダプタ04」 「ACアダプタ05」など)が必要となる。充電アダプタは別売なので、いま使っているアダプタが急速充電に対応していない旧タイプの場合は、新しいアダプタを購入することをオススメする。

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