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高度成長期に作られて補修や改築が急務の首都高速に対応

世界初、走りながら橋桁を計測、3Dモデル化する首都高のインフラドクター

2015年11月20日 18時01分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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3D点群データの収集とモデリング、管理

首都高速道路は11月20日、橋梁などの道路構造物をレーザースキャナーで測量したデータから3Dモデリングデータを自動生成することに成功したと発表した。

 レーザースキャナーでは点群のデータが収集され、これらから3Dモデリングは機械部品などでは用いられていたものの、道路構造物の3Dモデリング化は世界初という。

3Dの点群データから3Dモデルを自動生成する

 MMSは通常のクルマと同様に走行するため、道路規制なしで道路構造物などの高密度点群を収集でき、経年劣化に対して大規模な調査が要らず、必要な箇所をいち早く把握できるとい利点がある。首都高速では、ビッグデータの蓄積によって経年変化による変状の検出やコンクリート構造解析などの高度な3Dデータ活用を目指すとしている。

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