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vForum 2015基調講演で披露された先進エンタープライズ事例

味の素、熊谷組、バンダイナムコが語るVMwareの新しいテクノロジー

2015年11月11日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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11月10日に開催したヴイエムウェアの「vForum 2015」の基調講演で披露されたのは、エンタープライズ3社のユーザー事例。プライベートクラウドにVMware NSXを導入した味の素、vCloud Airとのハイブリッドクラウドを構築した熊谷組、そしてAirWatchで情報管理を実現したバンダイナムコホールディングスが、新しいテクノロジーの導入効果を語った。

NSX、vCloud Air、AirWatchなどの新分野で大きな成長

 2日間に渡って行なわれるvForumは日本版のVMworldとも言える年次イベント。9月に行なわれたVMworldでの発表内容を受けつつ、日本独自の事例紹介やセッション、ハンズオンが豊富に盛り込まれたイベントだ。都内のホテルには、仮想化からハイブリッドクラウドへ進む同社の方向性を見極めるべく、エンタープライズITの聴衆が数多く集まっていた印象だ。

 日本法人の社長として初のvForumの登壇となるジョン・ロバートソン氏は、「クラウドネイティブなアプリケーションも、レガシーアプリケーションも両方使えるクラウドが大きなテーマ」と今回のテーマをアピール。最新のヴイエムウェアの動向から日本法人の施策まで、きっぷのいい日本語に流暢な英語を交えて聴衆に語りかけた。

パワフルなセッションを披露したヴイエムウェア代表取締役社長のジョン・ロバートソン氏

 まずグローバルのヴイエムウェアとしては、昨年約60億ドルを売り上げ、同四半期の売り上げで10%の成長を確保。法人数で約50万社、パートナー数で約7万5000社を達成している。サーバー仮想化やデータセンターの自動化、クラウド管理システム、エンタープライズモビリティなどさまざまな分野でシェアNo.1となっているという。

ヴイエムウェアのグローバルでの成長

 日本でも直近の第3四半期で37%の成長率を達成。ロバートソン氏は、「ヴイエムウェアの日本法人ができたのは13年前。三木会長や僕のほか、20名くらいのスタートアップだったが、そのときよりももっと成長しているんです」とアピールした。その背後にはネットワーク仮想化の「VMware NSX」やクラウドビジネスの「vCloud Air」、エンタープライズモビリティの「AirWatch」などの新しいテクノロジーが牽引役となっていると説明した。「NSXは1年半前に始まったばかりのビジネスだけど、すでに100社が導入している。ちょうど1年前に発表したvCloud Airも四半期ごとに100%ごと伸びている」(ロバートソン氏)とアピールする。2年前に買収したAirWatchも300%という伸張となっており、同社の成長を支えている。

日本法人は創業時を上回る成長率を実現

 こうした新分野に加え、ミッションクリティカル用途での仮想化導入も進んでいるという。この影響で、ヴイエムウェア自体が手がけるプロフェッショナルサポートが380%と大幅に伸張。「ザ・ミッションクリティカルシステムの金融、製造などのお客様がだいぶ増えてきた。これはわれわれから見て大切なステップ。多くのエンタープライズのお客様が、大事なシステムをわれわれのプラットフォームの上で動かし始めている」とアピールする。

 その他、デモルームやワークショップを用意したVMware Briefing Centerも日本でスタートし、顧客との案件創出に活かされているほか、ヴイエムウェアのユーザーグループ「VMUG(VMware User Group)」も設立されたという。「月に2・3回開催している。日本のお客様のいろいろなリクエストやアイデアをいただける機会。この9ヶ月で、500人から1000人になったので、お客様にもっと参加してもらいたい」とアピールした。

(次ページ、プライベートクラウドでVMware NSXを採用した味の素)


 

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