手ぶれ補正ナシは痛いが無難に写るカメラ
アウトカメラは12.3メガ、インカメラは5メガ。アウトカメラについては20メガ前後が主流になりつつあるが、センサーサイズが1/2.3型で、F2.0のレンズを採用することで暗所での撮影性能を向上させている。また、イメージセンサーはGoogleの公表したデータから見ていくと、SONY製IMX377と思われる。発色傾向からも同社製センサー的だ。
純正のカメラアプリはさっぱりしており、基本的にシャッターを押すだけで、マニュアル設定のようなものはない。この点、2014年以降のスマホはカメラ機能の強化に力を入れており、物足りなく感じるかもしれないが、測光やAWBは良好で、ほぼ見たままの絵になりやすい。
上の動画はアウトカメラで4K録画してみたもの。電子手ぶれ補正もないようなので、がっちりホールド必須
【まとめ】クセの少なさが魅力的!
そのままでも、カスタマイズしまくってもOK
リファレンス機としてアプリ開発時に動作チェックをする端末のため、独自機能との衝突といった可能性が極端に低いのが魅力。Nexus 5X本体の機能もシンプルなものなので、余計な機能は不要と考えている人にもちょうどいいだろう。
ごくごく普通の端末といった評価になってしまうが、変に尖った部分がないので使いやすく、またカスタマイズにも向いている。これまでのNexusシリーズ同様に、多くの層に受ける端末のままだ。端末選びに困ったら、まずはNexus 5Xをチェックしてみよう。
この連載の記事
-
第522回
スマホ
Android 15で4G対応のタブレット「Blackview Tab 60 Pro」は使う場所を選ばないのが魅力 -
第521回
スマホ
日本発売予定の最速級ゲーミングスマホ「REDMAGIC 10 Pro」をフォトレポ -
第520回
スマホ
ライカカメラ搭載の 「AQUOS R9 Pro」に約20万円の価格以上の価値を感じた -
第519回
スマホ
ドコモ以外からも売られる新らくらくスマホはガラケー的UIと進化した健康管理機能で勧めやすい1台 -
第518回
スマホ
モトローラの縦折りスマホ最高峰「motorola razr 50 ultra」は強化されたAIが楽しい -
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった - この連載の一覧へ