カギは自撮りだった。。。
狂乱の渋谷、ハロウィンの非日常を野次馬記者が撮ってきた
2015年11月04日 19時00分更新
なぜかウォーリーやマリオのコスプレが目立つ
あらかじめ断っておきますが、渋谷、六本木といっても全エリアをくまなく回れたかというと、それは無理だったので(渋谷はあまりに人が多すぎて身動きが取れず)、あくまでここで展開する"コスプレ論"は私が実際に目にした範囲のものになります。
目立ったのはまずウォーリーを探せのウォーリーのコスチューム。
おなじみ赤と白のシマシマのシャツと帽子に、ジーパンを履いてメガネを装着。これはキャラクターがわかりやすい上に衣装が性別を問わないからか、男女含む大人数のグループでウォーリーになっている、というのをよく見かけました。
このウォーリーの衣装、いったいどうやって準備したのでしょう。
ウォーリーコスのとある人に尋ねてみたところ、「ネットショップで買った」ということ。確かにウォーリーのコスプレ衣装はあちこちのショップで扱いがあるため、入手が容易なのでしょう。
また、スーパーマリオブラザーズの、マリオ、ルイージ、ヨッシーなどもあちこちに見られました。男女のカップルのマリオとルイージペアもいて、微笑ましたかったです。
マリオの衣装もどこで調達したかある人にきいたら「友人から借りている」ということ。若い人たちの間ではこういったイベントの時には、既製品のコスプレ衣装を貸し借りする文化があるのかもしれません。
ほかに目立ったコスプレだと、大きなシマシマ模様の囚人、ミニオンズ、ポリス、ナースなどなど。とはいっても、あまりにもコスプレのバリエーションが多くて、何が何だかという状態なのですけどね。
バナナやカブなど、すっぽりアタマからかぶるタイプの被り物や、大きなカボチャの帽子なども目立ちました。
洋服や衣装を血みどろにアレンジする手作りコスプレの人もたくさんいました。ナース服やメイド服を引き裂いて血のように赤い色を付けて、顔や身体に傷メイクをほどこせば完璧。いちおう死者の仮装という意味で本場ハロウィンの趣旨にのっとっていますが、見た目がおそろしくてびっくりしてしまいます。
ある血みどろの人に衣装はいつ用意したか尋ねたところ「今日、友だちの家に集まって」と返ってきました。ハロウィン本番の10月31日がちょうど土曜日だったので、日中に衣装の作成にメイクアップと万全な準備をしたうえで、夜に渋谷に繰り出すという、一日がかりでハロウィン計画が可能だったのですね。
制服に赤い手形をべったりつけたリアルJKのグループも。制服が本物かどうかわかりませんが、お父さんやお母さんが見たらびっくりするんじゃないか心配です(笑)。
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