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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第17回

BOSEっぽくないがクリアな音が聴ける防滴イヤフォン「Bose SoundTrue Ultra」

2015年10月20日 12時00分更新

文● 織野至

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ボーズ特有の低音は弱めでモニターヘッドフォンに近い

ウィングのおかげで普通のカナル型イヤホンよりも安定感がいい。多少動いてもズレないため、室内での運動用にもちょうどいいだろう

ウィングのおかげで普通のカナル型イヤホンよりも安定感がいい。多少動いてもズレないため、室内での運動用にもちょうどいいだろう

 ボーズというと、迫力のある重低音といったイメージがまず大きくあると思われるが、実際に試聴してみると、本製品はとてもフラットだ。

 高音域から低音域までバランスよく鳴らしているため、迫力のある再生よりは、しっかりと聴きたい人に適するだろうか。

 ボーカルが埋もれることもなく、強調された感はないものの、素直に聴きやすいと感じる人が多いハズだ。個人的には埋もれがちなベースやバックで軽く流れるハープシコードがしっかりと聞き取れたため、このあたりのクリアさを気に入っている。

 また、ボーズのイメージで聴くと軽い違和感も覚えるため、実際に試聴してみるときは、あまりボーズだと考えないで手に取るといいだろう。そのほうがジャッジを下しやすいはずだ。

 スペックとして見ると、採用されているダイナミック型ドライバーは、本モデルからの新開発版になる。具体的な性能については非公開になっているが、聴いている限りでは価格に見合うものといった印象が強い。

イヤーチップは3種類同梱されている。デフォルトはMなので、装着してみて浸け心地からサイズを選ぶといった具合だ

イヤーチップは3種類同梱されている。デフォルトはMなので、装着してみて浸け心地からサイズを選ぶといった具合だ

 よく量販店で人気モデルとして上位にいるBose SoundSport in-ear headphonesと比較した場合、異なるのは遮音性だ。

 Bose SoundSport in-ear headphonesは周辺の音もしっかりと聞こえる前提だが、Bose SoundTrue Ultra in-ear headphonesはイヤーチップの構造からもわかるように、カナル型のようなもので、周辺の音を極力シャットアウトしてしまう。

 そのため、移動しながらというよりは、自室やカフェなどでの作業時に適するといったところだろうか。

 屋外の場合はボリュームを絞っておけばいいのだが、室内と同じくらいの音量で出歩くと、車両の走行音などが極めて聞こえにくい。遮音性の高さはメリットだが、常時音楽を聴いてるタイプで、かつ装着疲れを減らしたいと考えて本製品を選ぶ場合、その点は注意してほしい。

実売1万7000円前後は妥当なところ

本体と同じカラーを採用したキャリングケースも付属している

本体と同じカラーを採用したキャリングケースも付属している

 ポータブルオーディオ向けのヘッドフォン/イヤホンは数多く登場しており、価格帯もバラバラだ。1万円以下から10万円台までと幅広く、本製品の場合は実売1万7000円前後と、そこそこ高いラインに位置している。

 作業時の遮音性と音質からすると妥当なところと思われるが、こういった製品は試着と試聴をしてみないとわからないことが多い。幸い、同社の場合はまず量販店で試聴できるため、お気に入りの曲を持って試聴しにいってみてほしい。

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