Core i7+GeForce GTX 730なら、重い作業もサクサク
続いては、「HP Pavilion 550-140jp/CT」のベンチマーク結果についてだ。テストに利用した試用機のパーツ構成は、以下の表のとおりだ。なお、ベンチマーク結果はパーツ構成やテストのタイミングによって異なる場合があるので、参考程度に捉えていただきたい。
試用機の主なスペック | |
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OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | Core i7-4790(3.60GHz) |
メモリー | 8GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 730(4GB) |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD |
Windows 10の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果については、以下の表のとおりだ。Direct3Dのテストが正常に動作せず、グラフィックス関連のスコアが「9.9」になっているため、ここは無視してほかの3Dベンチマークの結果を参照していただきたい。それ以外のスコアについてはいずれも「8」ポイントを上回る優秀な結果が出ている。
「HP Pavilion 550-140jp/CT」試用機の 「Windowsシステム評価ツール」の結果 |
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CpuScore(プロセッサー) | 8.4 |
MemoryScore(メモリー) | 8.4 |
GraphicsScore(グラフィックス) | - |
GamingScore(ゲーム用グラフィックス) | - |
DiskScore(プライマリハードディスク) | 8.1 |
CPU性能を計測する「CINEBENCH」
「HP Pavilion 550-140jp/CT」試用機では、4コア/8スレッドで動作するCore i7-4790(3.60GHz)を搭載しているだけあって、CPU性能を計測する「CINEBENCH」では高いスコアが出ている。これほどの性能であれば、負荷の高い動画編集や写真加工などの作業も快適に行なえるはずだ。ただし、OpenGLのパフォーマンスを計測するスコアがそれほど高くはないため、本格的な3D制作を行なうには少々厳しいかもしれない。
「PCMark 8」は全体的に高めのスコア
「PCMark 8」では日常的な作業の快適さを表わす「Home conventinal 3.0」で「3617」、ゲームやクリエイティブ系ソフトの快適さを計測する「Creative conventinal 3.0」で「3464」という結果となった。全体的に高めのスコアで、十分満足できる結果だといえるだろう。
3D性能を計測する「3DMark」
3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高い「Fire Strike」(DirectX 11相当)で「1032」という結果となった。海外の大作ゲームを高解像度&高画質で楽しむには厳しい性能だが、国内で人気のオンライン3Dゲームなら問題なくプレーできるだろう。