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後継モデルも計画中

スマートウォッチじゃない!? 「Swatch Touch Zero One」9月18日発売

2015年09月18日 07時00分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp

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登壇したスウォッチ グループ ジャパン代表取締役社長 クリストフ・サビオ氏、川崎ビーチスポーツクラブ 坂口佳穂氏、チュートリアル 徳井義実氏

 スウォッチはビーチバレーを中心としたスポーツのパフォーマンスを計測するコネクティッドウォッチ「Swatch Touch Zero One」の披露記者会見を、9月17日に開催した。9月18日より直営店やスウォッチ公式オンラインストアで販売開始する。

 Swatch Touch Zero Oneは、Bluetooth経由でスマホと同期し、アプリでパフォーマンスに関するグラフやバーチャルコーチを利用できる。アプリはAndroid、iOSに対応。公表はしていないが、歩数や手の動きを計測することから、加速度センサーを内蔵していると思われる。ケースのサイズは縦52.6×横39.0mm、ディスプレイサイズは縦38×横27mm。重量は15.3g。3気圧防水、6種類のデザインがあり各モデルとも1万6200円。

 すでに欧州では8月3日に発売されたSwatch Touch Zero Oneだが、登壇したスウォッチ グループ ジャパン代表取締役社長 クリストフ・サビオ氏は「スマートウォッチではなくコネクティッド ウォッチ」であり、「メインの機能はあくまでも時計で、コンピューターではない」ことを、強調していた。

 スウォッチはそもそもブランドテーマに「Fan、Colorful、Fashion」を掲げている。製品を身につけることでエモーション=喜び・感動など、感情面を喚起することを重要視しているため、コンピューター然としたスマートウォッチの製品群に取り込まれることよりも、Fan=楽しさに繋がる機能を付加したコネクティッド ウォッチと名乗ることで、差別化をはかると考えられる。

アプリはAndroid、iOSに対応。3気圧防水、各モデルとも1万6200円。

デザインは6種類、モデルによりストラップのサイズはXS〜XLまでの用意がある。

楽しさに焦点を置いたスイスの巨頭

 スイスにおいて時計は、重要な産業のひとつ。1970年代のクオーツショックで苦水を飲まされ、それまで別会社だったブランドがひとつになることで生まれた、スウォッチ グループが近年のスマートウォッチの流行りを黙って見ているはずがない。

 スウォッチが「スマートウオッチに参入するのでは!?」とウワサは事欠かなかったが、Swatch Touch Zero Oneはコンピューターにシフトせずに、あくまでもスウォッチ流の楽しさを詰め込んだ仕様になっている。

 Swatch Touch Zero Oneの主要機能は、以下の5つだ。

時計モードはアラーム、ストップウォッチ、二カ国の時刻表示など、既存のデジタル時計にある基本機能。

ステップモードは、歩数計、消費カロリー、距離、活動時間の計測。

ヒットモードは、サーブなどボールを打った時の強度、回数の計測。

拍手モードは、装着者自身の拍手の回数や総数の計測。

コーチモードは、目標達成のためのコーチング機能。

 多くの時計メーカーは競技中の計時の関係もあり、各種スポーツのスポンサーを務めることがある。スウォッチは2003年からビーチバレーを支援しており、その関係もあり今回の製品はビーチバレーに関係した機能が付けられている。

 しかし、Swatch Touch Zero Oneは競技に特化したモデルではなく、競技を離れた日常生活でも楽しめる仕掛けがある。

 コーチモード時の目標を達成した度合いの表示は、アイスクリームのアイコン。そしてユーザーが好みで選べるコーチは、レイジー(怠け者)、タフ、スーパーヒーローと、まるでアニメやゲームのキャラクターのような3つのタイプで、コーチング強度を表すといった仕様だ。この辺りが、スウォッチ流の遊び心の現れであり、ティーンから幅広い層の年齢のユーザーを感情面をくすぐる仕掛けになっている。


(次ページ「操作性はスマホを意識」へ続く)

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