スマホゲームなのに“レアガチャ”も“スタミナ”もありません!

スマホのモンハンは一生遊べるほどの完成度!『モンスターハンター エクスプロア』レビュー

2015年09月07日 20時15分更新

文● ちゅーやん/週刊アスキー

 今月3日にAndroid向けに配信開始した『モンスターハンター エクスプロア』をレビュー。メディア向けの先行体験会、クローズドβテストと何度か事前にプレイしていたのだが、ついに正式サービスが開始した。待ちわびていたユーザーも多い中、筆者である私自身もフルフル並に首を長くして待っていた。

 モンハンについて今更説明をする必要はないと思われるが、ハンティングアクションゲーム。いわゆる“狩りゲー”だ。モンスターハンターシリーズはPlayStation 2用ソフトとして2004年に発売され、今年で11年目。2005年にはPlayStation Portableで発売し、人気が爆発したキラータイトルとなった。

 ガラケー、スマホゲーではすでにいくつものモンハンタイトルがリリースしているが、今作はまさに“モンハン”だ。スマホならではの操作性に最適化しつつも、モンハンらしさを維持したタイトルとなっている。

基本的なゲーム性はあの“モンハン”

 それでは早速『モンスターハンター エクスプロア』はどういったゲーム性なのかを書いていこう。

↑メイン画面の奥にあるのは断裂群島だ。

 舞台は断裂群島なる孤立した未開の島。今作では従来の“狩猟”だけでなく“探検”という要素に重きを置いている。未開の島を探検し、秘宝を見つけ出すというのが今作『モンスターハンター エクスプロア』のテーマなのだ。

 まずはキャラクターメイキング。モンハンといえば欠かせない要素だ。“性別”、“顔”、“髪型”など従来のモンハン同様に作成できる。

 筆者が作成したキャラはこちらだ。モンハンでは必ず女性キャラしかつくらないというポリシーが私にはある。理由?単純だ。狩りの最中に“男の後ろ姿を追っかけたくない”からだ。これ以上語ると何かアレなのでこの辺にしておくが、キリン装備は至高だ。

 キャラメイクを終了させたら早速狩りに出発。“狩猟”要素である狩りは画面中央にある操作パッドでハンターを操作する。操作パッドに触れたままスワイプすると、その方向にハンターが動く。さらに操作パッドをタップすることでハンターの装備している武器でモンスターに攻撃するのだ。モンスターに対してはセミオートでターゲットが決まり、従来のモンハンのようにカメラの位置でモンスターの位置を確認する必要はない。

 狩猟パートは小型モンスターの狩猟とボスである大型モンスターの狩猟、さらに後述する採取・採掘マップの3種類がある。よくあるスマホゲームのように、狩猟のフローはステージ進行型。挑むクエストによってモンスターとの遭遇数が異なり、ひとつずつ進めてクエストクリアーを目指すのだ。

↑大型モンスターのエリアに進むとカットインが発生。

↑このクエストではアオアシラを討伐すればクリアーだ。

 スマホゲームで一時期頻出していた俗にいう“ポチポチゲー”ではなく、しっかりとしたアクションゲームを楽しめるのが今作の魅力。狩猟の立ち回りは従来のモンハンのまま。モンスターの攻撃を見極めつつ隙をついて攻撃。さらには回避などアクション性が豊富である。

 溜め攻撃のできる武器は操作パッド長押しで溜めることが可能だ。スマホのモンハンということで、エフェクトが派手になり、溜め中はオーラのようなものを身にまとう。

 ド派手で強力な溜め攻撃は狙いすましてしっかりとモンスターに攻撃しよう。

(次ページでは、「ユーザーが気になる課金要素について」)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう