ファーウェイ通信 第5回
ウワサのグローバルフラグシップ機がいよいよ登場!
まもなく発売! 6.8型の最強スペック機「HUAWEI P8max」はカメラも最強だ!!
2015年09月08日 11時00分更新
東京を街歩きしながら、いろいろと撮影
続いては、東京を街歩きしながらいろいろと撮影してみた作例である。
撮影日はあいにく小雨も降る曇天だったが、低光量の環境下でも鮮明に撮影できるP8maxのカメラ性能が発揮された。どの写真も細部まで鮮明に撮れているし、葉っぱの上の水滴や雨に濡れたコンクリートの質感などもよくわかる。
スマホカメラの用途として、最も多いと思われるのはSNSへの投稿を目的とした料理の撮影だろう。飲食店の照明というのはたいてい少し薄暗く設定されており、料理を美味しそうに撮るのはこれがなかなか難しいものだ。上の作例では、特別な設定や技術は使っていないにも関わらず、半熟タマゴのツヤ感やかき揚げの衣の質感なども出ており、薄暗いお店の中でもうまく撮影できたと思う。
ここで、P8maxとファーウェイの従来機種とでカメラ性能を比較してみよう。
地下鉄駅構内の写真については一目瞭然だ。従来機種で撮った写真は全体的にややぼんやりとした印象だが、P8maxのほうは明暗差がはっきり出ており、壁や床のタイルも鮮明に写っている。インドカレーの写真については大きな差がないようにも見えるが、サフランライスの米粒などの解像感はP8maxのほうが上と感じた。
夜景で光の軌跡などを撮影できる
「ライトペインティング」機能を実際に試してみる!
さて、P8maxのカメラ機能で目玉となっているのは「ライトペインティング」機能である。これは長時間露光を行なうことにより、光の軌跡を際立たせた夜景写真などが撮影できるもの。
クルマのライトの軌跡を写す「テールライトトレイル」、暗闇で文字などを描く「ライトグラフィティ」、水の流れを撮影する「シルキーウォータ」、星の軌跡を写せる「スタートラック」の4種類のモードが用意されている。
今回は、「テールライトトレイル」「ライトグラフィティ」を試してみた。実際にやってみた感想としては「これはおもしろい!」である。ロケーション探しや三脚撮影の手間などもあるのだが、「もっとおもしろい絵が撮れるはず!」とつい夢中になってしまった。
撮影方法は、まず端末を三脚などでしっかりと固定する。ほんの少しのブレでも台無しになってしまうので、これは必須である。そのあとシャッターボタンをタップすると、長時間露光での撮影が開始される。あとは画面を見ながら、光の軌跡がいい具合になったところでもう一度ボタンをタップするだけだ。以下は作例である。
撮影のコツとしては、まずなによりも端末をしっかり固定させること。それから、よいロケーションを選ぶことだ。上記の作例ではクルマの動きが直線的な場所を選んでおり、それはそれでよいのだが、光の軌跡も単調になってしまいがちである。以下の作例のように、クルマが曲線を描くように動く場所(ロータリーや交差点など)を選ぶと、光の軌跡がよりダイナミックになっておもしろい絵になるはず。特に東京のような都市部であれば、思いもよらないロケーションがありそうだ。
(次ページでは、「バッテリーの持ちは◎ イマドキのスマホで問題となる発熱も問題なし」)
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