音はこれだけ鳴れば満足
いよいよ音を鳴らしてみる。お義父さんのレコードコレクションから、室内楽を中心にクラシックをかける。いい音だ。「めちゃクリア! 音が最後まで消えない!」とか驚くところはないけど、きれいに音が聞こえてくる。
歌声を聞いてみようと、懐かしい童謡のレコード、それとお義父さんが好きだった森山良子のレコードをかけてみる。やっぱりそれなりに聴けて、懐かしい気持ちになった。ちょっと音がこもってる気もするけど、そんなに気にならない。
(関係ないけど童謡のレコードは『チンチンポンポン』、男の子と女の子が一緒にお風呂に入って「なに見てるの」とか言いあう歌。ほがらかな時代でしたね……)
個人的には音の美しさを求めるならハイレゾに行くから、これくらい鳴れば十分。マランツのプリメインアンプ、JBLのスピーカーをつないで聴いてみたけど、音の良いアクティブスピーカーをつなぎ、コンポみたいに使うのがよさそう。
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そんなわけでオーディオテクニカ『AT-PL300』は、機能とても満足、音質まずまず満足の良いプレイヤーだった。さらなる音質を求めるなら上位機種を探したほうがいいけど、シンプルにレコードが聴きたいよ、という人にはおすすめ。
使うには少なくともアクティブスピーカーが必要なので、初級者はそれだけ注意。次回はスピーカー内蔵型の超シンプルプレイヤー、ION AUDIO『Archive LP』を使ってみる。さて記者はどっちを買うことになるのだろうか。
オーディオテクニカ『AT-PL300』
参考価格 1万2960円
回転数 33/45回転
S/N比 45dB
カートリッジ VM型ステレオ
出力電圧 2.5mV/200mV
消費電力 3W
サイズ 幅360×奥行き357×高さ97mm
重量 2.7kg
付属品 変換ケーブル(3.5mmステレオミニ→ステレオピン)
交換針 ATN-3600L
交換ベルト AT-PL300用ベルト
■Amazon.co.jpで購入
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