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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第31回

夏の早朝の格安SIMは超速い!? IIJ、OCN、mineoの速度を測ってみた

2015年08月06日 12時00分更新

文● 正田拓也

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秋葉原は猛暑まっただ中のベンチで測定! さすがに外の人気は少なめ

秋葉原は猛暑まっただ中のベンチで測定! さすがに外の人気は少なめ

 遅い速いがめまぐるしく変化する格安SIM。突然遅くなったりすることはないかもしれないが、数ヵ月の間隔で調べてみると、大きく変わっていることもある。

 そこで、この夏の格安SIMの速度はどうなのか、ドコモネットワークの「OCN モバイル ONE」「IIJmio」と、auネットワークの「mineo」、さらにドコモ契約のSIMで速度を比較してみた。

 速度比較は、早朝の住宅地、午後1時ごろの秋葉原、夜9時ごろの大きな駅前と3回計測した。

 早朝の計測では混雑がない状況での最高速度、午後1時はビジネスタイムの速度、夜9時の速度は人々が仕事を終えてネットを楽しむ時間帯の混雑度を示していると思われる。

 なお、端末はドコモの「Xperia Z3 Compact SO-02G」「Xperia Z3 SO-01G」 「ARROWS NX F-05F」と、auの「Xperia Z3 SOL26」を使い、それぞれにIIJmio、OCN モバイル ONE(OCN)、ドコモ契約(プロバイダはspモード、以下spモード)、mineoのSIMを挿入して計測した。

OCNは早朝で最大70Mbpsも出ちゃった!

平日朝6時ごろの住宅地(単位はMbps)

平日朝6時ごろの住宅地の測定結果(単位はMbps)

 最初に早朝6時ごろの測定結果だが、spモードにおいてRBBの計測で下り71Mbpsを計測した。OCNは55Mbpsだが、瞬間最大では70Mbpsほどの速度が出ていたこともあり、混雑さえなければそれだけの速度が出ることが証明された。

 残念なのがIIJmioで、30Mbpsを超えることがなかった。今回唯一のauネットワーク利用のmineoは、40Mbps前後となった。

 無線区間を考えればIIJmio、OCN、spモードの3つは同等で、ドコモ内のネットワークの先で違いが生じていると考えられる。ドコモ内とインターネットの間の回線に、ユーザー数に見合った投資や調整に力を入れているかどうかの違いが表われた結果と言えよう。

 なお、mineoについては比較するものがないので、どこにボトルネックがあるのが想像できない。無線区間とインターネットの接続のトータルで40Mbpsということだろう。

ここでもspモードが速い! お昼の秋葉原

平日午後1時すぎのアキバ(単位はMbps)

平日午後1時すぎのアキバの測定結果(単位はMbps)

 昼時は、12時台をすこし過ぎた13時10分ごろから測定開始。12時台は速度がめまぐるしく変わる時間帯だが、13時を過ぎると一気に落ち着いてくる。

 spモードは早朝帯に迫るほどの高速を記録しているが、真夏の昼すぎなので、外出せずに建物内にこもりカフェのdocomo Wi-Fiなどにオフロードされているのでは? と想像したくなる。

 一方、OCNは速度回復が遅く10Mbpsを割り込んでいる。体感上で気になるほどではないにしろ、ほかよりも遅いところが気になる。また、mineoは測定サイトによって開きがあるので、測定サイトそのものや、サイトに至るまでの回線にも混雑がある模様だ。

 オフロードの影響もあるのかもしれないが、spモードは約40Mbpsとずば抜けた速度を記録しているのは、格安ではない料金の面目を保っている。特に上りも高速だ。

 なお、OCNは下りが遅い中でも上り速度はしっかり出ている。アップロードが多い人、検索の多い人、多くのウェブページを見る人など、こちらから何らかのデータを送ることが多いユーザーにはOCNが有利かもしれない。

(次ページへ続く、「mineoとspモードが健闘した夜9時の駅前測定」)

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