マイクロソフト革新の象徴、Windows 10を知る 第4回
マイクロソフトの最新OSの疑問に答える
新機能は? 無償アップグレード? Windows 10、10の疑問
2015年08月03日 17時07分更新
7月29日にリリースされた、マイクロソフトの最新OS「Windows 10」特集。第4回は、あらたに搭載された機能や廃止された機能、無償アップグレードの詳細など、Windows 10にまつわる10の疑問に回答する。
Q1.Windows 10ってなに?
A.大きく進化したマイクロソフトの最新OS
Windows 10は、マイクロソフトが7月29日にリリースした最新のOS。Windows 8のリリースから約3年ぶり、Windows 8.1からは約2年ぶりのメジャーアップデートとなり、世界190ヵ国・111言語で提供される。
Windows 8で削除された「スタートメニュー」が形を変えて復活しているほか、Internet Explorerに代わる新たなウェブブラウザー「Edge」、iOSのSiriのようなパーソナルアシスタント「Cortana」が搭載されるなど、大幅な変更が加えられている。
エディションは全7種類で、コンシューマー向けの「Windows 10 Home」「Windows 10 Pro」のほか、モバイル向けの「Windows 10 Mobile」、企業向けの「Windows 10 Enterprise」「Windows 10 Mobile Enterprise」、教育機関向けの「Windows 110 EDucation」、IoTなど組み込み向けの「Windows 10 IoT Core」となる。
Q2.PC・タブレットの最低システム要件は?
A.1GHz以上のCPUなど、基本的にWindows 7と変わらず
Windows 10の最低システム要件は、CPUクロックが1GHz以上、メモリー容量は32bit版では1GB、64bit版では2GB。ストレージの空き容量は32bit版では16GB、64bit版では20GB必要だ。グラフィックスはDirectX 9以上(WDDM 1.0 ドライバー)、ディスプレーは8型以上(解像度1024×600ドット)をサポートする。
基本的にはWindows 7の頃からほぼ変わらないので、後述する無料アップグレードを利用する際にも、単純なスペック不足となることはまずないだろう。
(次ページ、Q3.無料で手に入るって聞いたんだけど本当?)
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