ソフトバンクは6月18日、パーソナルロボット「Pepper」に関する発表会を実施、一般販売を6月20日から開始すると発表した。
本体価格は19万8000円で、クラウドと接続する基本プランが月額1万4800円×36ヵ月、保険パックは月額9800円×36ヵ月となる。なお、6月販売分は1000体のみ。
これまでは「人間の感情を認識する」機能を搭載していたが、新たに自分の感情を表現する「感情エンジン」を搭載。視覚・聴覚データや、天気・ニュースなどの外部情報をインプットし、セロトニン・ドーパミンなどのホルモンバランスの変化を擬似的に再現。喜怒哀楽の感情をリアルタイムに生成するという。現在の状態を視覚化する「感情マップ」も搭載している。感情を持つようになったことで、Peperを喜ばせて成長する要素が加えられているという。
会場ではデモが実施され、電気を暗くすると感情マップが「不安」の傾向に、再び明るくすると「安心」の傾向にリアルタイムに変化する様子が見て取れた。
なお、法人向けの販売「Pepper for Biz」は今秋から開始予定。また、より手軽にPepperに仕事を任せたいというニーズに応えるため、7月1日から「アルバイト派遣」サービスを開始する。時給1500円で、ティッシュ配りや受付スタッフなどの業務を依頼できるとのこと。まずは10体を配備する予定だ。