猫宅訪問シリーズをはじめたときの話(関連記事)。
人見知りする猫だったので、私が訪れたときも当然「なんかあやしいヤツがきた」といいたげに、部屋の隅に隠れてたのである。まあ普通ですな。
だから、のんびりと世間話でもしながら猫が好奇心に負けて出てくるのを待とうと思ってたら、飼い主のKさんが「じゃあちょっと呼んでみようか」と取り出したのがいなばペットフードの「CIAO ちゅ~る」。ペースト状の猫用おやつ。
猫飼いの間では有名な猫おやつだそうだが、はじめて知りました。うち、あまりおやつとかあげないからな。
その「ちゅ~る」を取り出したとたん、隠れていた「キリ」くんがのそーっと現われたのだ。
誘惑にはあらがえず、私をじっとニラんで警戒態勢のまま現われたのである。おそるべし「ちゅ~る」。
でもって、こっちを気にしながらも、「ちゅ~る」を出した皿を最後まで舐めつづけたのであった(冒頭写真)。
さすがにまだ顔はこわいけど、好物には勝てないのだ。
しばらく猫を撮っていると、手のひらに「ちゅ~る」を出せば舐めに来てくれるよ、という。あれだけ警戒されてるのに?
じゃあ試しにとやってみたら、来るのである。もう、警戒心より食欲が勝ち。
しかも、舐め終わったあと、もうちょっと欲しいという顔でこっちを見るのである。おそろしや「ちゅ~る」。
(次ページに続く、「再び登場の「ちゅ~る」 そのおそるべき魅力!」
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