世界のヒューレット・パッカードが
日本のために開発した極薄1kgの堅牢ノート「HP EliteBook Folio 1020 G1」
フルサイズに近いキーボードと圧力センサー内蔵タッチパッド
キーボードは、キーとキーの間が離れたアイソレーションタイプ。キーピッチ、キーストロークともに十分あり、配列も標準的なので、文章入力はとても快適。またキーボードにはバックライトが内蔵されており、暗所でキーキャップの文字が光る仕組みになっている。見た目が美しいうえ、照明を落としたプレゼン会場や飛行機内でも文字が見やすく打ちやすいのはうれしい。
タッチパッドは圧力センサーが内蔵された「HP ForcePad」と呼ばれる新しい方式のものを採用している。これにより、パッド表面を強く押し込むことで、単純なクリックとは異なる操作ができる。たとえば、1本指でパッドを軽く押す(クリックする)とファイルやフォルダーを選択するが、プレスする(強く押し込む)とファイルなどを選択している状態が保持される。
そのため、プレスしたまま指を動かすと指の動きに合わせてファイルをドラッグすることが可能。慣れると非常に快適だ。このHP ForcePadの動作はコントロールパネルで細かく設定できるので、好みに合わせてカスタマイズするといいだろう。
FeliCa対応NFCリーダー搭載で本人認証も
ちなみに、タッチパッド部分にはFeliCa対応NFCリーダーが搭載されており、Viewerソフトウェアなどを導入すればSuicaなどの電子マネーカードの履歴や残高を確認することもできる。また本人認証などに利用することも可能だ。
インターフェイスは、パワーオフUSB充電に対応したUSB 3.0ポートが2基のほか、HDMI、ヘッドフォン/マイクコンボ、Micro SDカードスロットなどを搭載する。このほか、Webカメラやオプションのドッキングステーションを接続するための拡張コネクターなどが装備されている。
(次ページ、「普段使いには十分なパフォーマンス」に続く)
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