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カナデジ〜吉井香奈恵とデジタルカメラ〜 第7回

9nine吉井香奈恵が歩く、吉祥寺とモノクロの世界

2015年06月07日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp 写真●鎌田拳太郎

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「モノクロの中でいかに伝えられるか」

 冒頭でも述べたとおり、今回は初のモノクロ写真に挑戦していただきました。とはいえ、実はモノクロ撮影には以前からこだわりを持っているかんちゃん。TwitterやInstagramのアカウントでは、彼女がアップロードしている多くのモノクロ写真を見ることができます。

 「モノクロ写真、好きなんですよ。つい色々なものを撮りたくなっちゃうんです。最初はモノクロにするだけでいい雰囲気が出るな、と思って撮りだしたんですけど、実は最近はちょっと違っていて。モノクロの中でいかに伝えられるか、っていうことを考え始めました。

 かっこいいことを言うと、写真は『演出』なのかな、って。ファインダーで切り取れる画角の中で、風景とか気になったものをどう演出して一枚の絵にするか、っていう、モノクロもその演出の手段の一つなんだなって思うようになってきています。

Photo by Yoshii Kanae

 演出の中で効果的にモノクロを使おうと思うと、けっこう難しいですよね。私は、たとえばものとか建物の場合だと、動きがあるよりもカチッと額縁にはまるような写真が好きなんです。逆に人を撮るときは、大笑いしてるとか、考え事をして眉間にしわが寄ってるとか、そういう不意に写したみたいな、人間味がある、自然な写真を撮りたいと思ってます。そういう意図とモノクロをうまく絡められるようになったら素敵ですよね」

 彼女が今回撮った写真の中で、「額縁にはまるような」という表現が似合うカットを見つけました。

Photo by Yoshii Kanae

 どことなく外国の景色のような、雰囲気のある絵が撮れています。水面の映り込みも、コントラストの強いモノクロで見るとまた違った印象になりますね。

Photo by Yoshii Kanae

(次ページ、「地方ツアーは『愛を感じる』」に続く)

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